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アブダビの文化地区——ルーブル・アブダビとSaadiyat Islandが作ろうとしているもの

アブダビのSaadiyat Islandには、ルーブル・アブダビ(開館済み)、グッゲンハイム・アブダビ(計画中)等の世界的美術館が集積している。石油に依存しない文化経済を目指すアブダビの戦略。

2026-07-25
文化アブダビ美術館観光

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2017年にオープンしたルーブル・アブダビは、フランスのルーブル美術館が名称と専門知識を提供したアブダビ独自の美術館だ。建築はジャン・ヌーヴェルが手がけ、砂漠の光を再現した直径180mのドームが特徴的だ。

ルーブル・パリとは全く別の美術館で、コレクションは古代から現代まで「人類の普遍的な物語」をテーマに構成されている。

Saadiyat Islandのビジョン

アブダビのSaadiyat Island(幸せの島)は、文化施設の集積地として開発が進んでいる。ルーブルに加え、グッゲンハイム・アブダビ、ザイード国立博物館等の建設計画が進んでいる(一部は開館時期が延期・未定の状態)。

「文化で世界の人を呼ぶ」という戦略は、ドバイの「ビジネスと観光の中継地」という戦略と対をなすものだ。

ルーブル・アブダビの実際

入場料は60AED(約2,460円)。館内は静かで落ち着いた雰囲気があり、ドバイの喧騒から距離を置いた週末のお出かけとして在住者にも人気がある。

夏(7〜8月)は屋内観光の選択肢として機能する。外の暑さを忘れて冷房の効いた空間でじっくり過ごせる。子ども連れでも楽しめる体験型の展示がある。

ドバイ vs アブダビの文化感覚

ドバイが「派手・新しい・商業的」というイメージなら、アブダビは「格調・保守的・文化的」というイメージがある。在住外国人でも「ドバイ在住でアブダビはたまにしか行かない」という人が多いが、文化・芸術に関心がある層はアブダビのペースに惹かれることもある。

日本からの出張者や旅行者には、ドバイとアブダビをセットで訪問するルートが通常より深い体験を提供できる。ドバイ1泊、アブダビ1泊という日程でも、文化の「厚み」の違いを感じられる。

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