UAEでお酒を飲む——購入・持ち込み・飲食店の許可の仕組み
イスラム圏のUAEでもアルコールは禁止されていない。ただし購入・飲用には許可証と場所の制限がある。外国人が知っておくべきアルコールの入手方法とルール。
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「イスラム教の国だからお酒は飲めない」と思ってUAEに来る日本人は少なくないが、実際には外国人はアルコールを入手・飲用できる。ただし「どこでも自由に」ではなく、明確な場所と条件がある。
その仕組みを知らないと、うっかりルール違反になる場面もある。
アルコール販売ライセンス
ドバイではMMI(Maritime & Mercantile International)とAfrican+Eastern(A+E)という2社がアルコール販売の政府ライセンスを持っている。これらの専門店でアルコールを購入する。
購入にはかつて「Liquor License(酒類購入許可証)」が必要だったが、ドバイでは非ムスリムの非居住者・外国人観光客にも一定条件でアルコール購入を認めるよう規制が緩和されてきた(時期・条件は変動しうる)。
飲食できる場所
ホテル、クラブ、特定のレストランはアルコール提供ライセンスを取得しており、ここではアルコールを注文できる。ライセンスを持たない飲食店では提供されない。
公共の場所(路上、公園、ビーチ等)での飲酒は禁止。車内での飲酒も厳禁だ。酔った状態で公共の場所にいること自体が罰則対象になりうる。
アブダビとシャルジャ
アブダビもホテルやライセンス店でのアルコール提供は可能だが、ドバイより選択肢は少ない傾向がある。
シャルジャ首長国はUAE7首長国の中で最も保守的で、アルコールは完全に禁止されている。シャルジャに住んでいる人(家賃が安いためドバイ勤務でシャルジャ在住という人もいる)は、飲酒のためにドバイへ「越境」するという状況もある。
路上飲みは絶対にやめる
日本人が日本の感覚でやってしまいがちなのが「外でちょっと一杯」だ。コンビニでビールを買って公園で飲む行為はUAEでは厳禁だ。逮捕・罰金・最悪は強制送還の対象になり得る。
ルールの枠内でアルコールを楽しむ場は十分に存在する。枠を外れた場所での飲酒は、旅行者であれ在住者であれ、リスクが大きすぎる。