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UAEの医療保険——雇用主負担の保険でどこまでカバーされるか

ドバイでは法律により雇用主が従業員に医療保険を提供する義務がある。ただし保険の内容は会社によって大きく異なる。歯科・妊娠・専門医受診の制限と、自己負担の現実。

2026-07-06
医療保険健康保険医療費生活

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ドバイに来た外国人が最初に安心するポイントの一つが「雇用主が医療保険を用意してくれる」ことだ。ドバイ首長国では法律により、雇用主は従業員に健康保険を付与することが義務付けられている(Dubai Health Insurance Law)。

ただし、この保険が「全てをカバーする」わけではない。

保険の質は会社によって差がある

大手グローバル企業は高品質な保険を付与することが多い。入院、手術、専門医受診、歯科、眼科、妊娠・出産まで幅広くカバーするプレミアムプランが存在する。

一方、最低限のコンプライアンスを満たすだけの「Basic Health Insurance」は、カバー範囲がかなり限定的だ。網内クリニック(In-Network)への制限、一部診療の事前承認(Prior Authorization)、高い共済割合(Co-payment)が組み込まれている場合がある。

一般的なカバーと除外項目

基本的にカバーされる:緊急入院・手術、一般内科、外来診療(網内クリニック)、処方薬

除外・制限が多い項目:歯科治療(予防以外)、眼科(視力矯正手術等)、美容・美白・レーザー治療、既往症の治療、精神科・心療内科、妊娠(別途マタニティカバーが必要なことが多い)

自己負担の感覚

Co-payment(自己負担率)は通常10〜20%。一般クリニックの受診費が200〜500AED(約8,200〜20,500円)のうち自己負担分が20〜100AED(約820〜4,100円)といったイメージだ。大病院のER(救急外来)は高額になりやすく、1回で1,000〜5,000AED以上になることもある。

家族帯同の場合

ビザスポンサーの会社の保険が配偶者・子どもに適用されるかどうかは会社によって異なる。家族分の保険を自分で追加契約する場合、月数百AEDが追加コストになる。

転職時は給与だけでなく「保険内容」を必ず確認するのが、UAE生活での鉄則だ。特に子育て世代や持病がある場合、保険カバーの質は生活費に直結する。

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