UAEから日本への送金——Wise、ExchangeHouseの比較と最安ルート
ドバイから日本へ送金する方法はいくつかある。WiseとAl Ansari Exchange(両替所)の手数料・レート比較と、在住者が実際に使っているルートを解説。
この記事の日本円換算は、1AED≒41円で計算しています(2026年5月時点)。為替は変動するので、現地通貨の金額を基準にしてください。
毎月の給与をAEDで受け取り、日本の口座に送金したい——これはドバイで働く日本人の定番の需要だ。送金方法を間違えると、手数料と為替レートの差で年間数万円単位のロスが出る。
主な送金方法の比較
Wise(旧Transferwise):仲値に近いレートで両替し、手数料が透明なオンラインサービス。AED→JPYは数百AED送るたびに0.5〜1%程度の手数料が発生する。日本の銀行口座への着金は通常1〜3営業日。
Al Ansari Exchange:UAEで最大規模の送金会社の一つ。店舗でAEDを渡して日本の口座に送れる。手数料は金額によって変わる。
Western Union / MoneyGram:インフラが整っているが、為替レートに手数料が埋め込まれていることが多く、割高になりやすい。
銀行電信送金(SWIFT送金):確実だが、送金手数料が送り側・受け取り側の両方にかかることが多く、コストが高い。少額送金には向いていない。
実際の選択
毎月定額を送る場合はWiseが使いやすい。アプリで完結し、履歴も明確だ。急いで現金を送る場合や現地の銀行口座がまだない段階ではAl Ansari等の店舗が便利だ。
「最安はどこか」は送金額・タイミングによって変わるため、送金額が大きい(例えば100万円超)場合は複数サービスで見積もりを比較する価値がある。
税務上の注意
日本の非居住者(海外在住者)が日本の口座に送金する行為自体は問題ない。ただし日本への送金が多いと、日本の税務当局が「居住実態があるのではないか」と判断する可能性が生じる。特に日本の不動産収入・株式配当等があるケースでは税理士に相談しておくのが安全だ。
注意すべきブラックマーケット両替
空港外やSNSで「レートがいい」と誘われる非公式両替は絶対に使わない。UAEでは無許可の両替業は違法で、詐欺の温床になっている。公式ライセンスを持つExchange Houseか、正規の金融機関を使うことが前提だ。