UAE学校カレンダー完全ガイド——学期制・休暇・日本の学年との接続
UAEのインターナショナルスクールと私立学校の学期制度、主要な休暇日程、日本の学校への編入・復帰を見据えたスケジュール設計を解説します。
この記事の日本円換算は、1AED≒42円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(AED)の金額を基準にしてください。
UAEの学校は9月始まり。日本の4月始まりとのズレが、駐在ファミリーの頭を悩ませる最初のハードルだ。しかも学校によってカリキュラム(British / American / IB / Indian)が異なり、学期の区切りも休暇の長さも違う。
基本的な学期構成
UAE教育省(Ministry of Education)が定める公立学校のカレンダーが基準になるが、私立・インターナショナルスクールは独自カレンダーを採用する場合がある。2025-2026年度の一般的な構成は以下の通り。
| 学期 | 期間(目安) | 日数 |
|---|---|---|
| Term 1 | 9月上旬〜12月中旬 | 約14週 |
| 冬休み | 12月中旬〜1月上旬 | 約3週間 |
| Term 2 | 1月上旬〜3月下旬 | 約11週 |
| 春休み | 3月下旬〜4月上旬 | 約2週間 |
| Term 3 | 4月中旬〜6月下旬 | 約10週 |
| 夏休み | 7月〜8月 | 約8〜9週間 |
ラマダン期間中は授業時間が短縮されることが多い(1日4〜5時間)。
カリキュラム別の違い
Britishカリキュラム: 3学期制。Year 1〜Year 13。ドバイで最も選択肢が多い。GCSE・A-Levelで進学。
Americanカリキュラム: 2学期制(セメスター)の学校もある。Grade 1〜Grade 12。SAT/APで大学進学。
IBカリキュラム: 3学期制が多い。PYP→MYP→DP。国際的な大学進学に強い。
Indianカリキュラム: CBSE・ICSE。4月始まり(日本と近い)。学費が比較的安い。
学費の目安
ドバイのインターナショナルスクールの年間学費は、KHDA(Knowledge and Human Development Authority)が上限を管理している。
| カリキュラム | 年間学費(目安) |
|---|---|
| British(中堅校) | 40,000〜70,000 AED(約168〜294万円) |
| American | 45,000〜80,000 AED(約189〜336万円) |
| IB | 50,000〜90,000 AED(約210〜378万円) |
| Indian(CBSE) | 10,000〜25,000 AED(約42〜105万円) |
学費以外にバス代(3,000〜6,000 AED/年)、制服代、教材費、課外活動費がかかる。
日本の学年との接続
4月生まれの子どもの場合、日本では4月に新学年が始まるが、UAEでは9月に始まる。5ヶ月のギャップがある。
日本→UAEへの転校: 3月に日本の学年を修了し、9月にUAEの新学年に編入するケースが多い。4〜8月の間に英語の集中準備ができる。
UAE→日本への帰国: 6月にUAEの学年が終了し、翌4月に日本の学校に編入する場合、約9ヶ月のブランクが生じる。1月の3学期から途中編入する選択肢もある。帰国子女受け入れ校への相談は早めに動くこと。
学年のずれ: Britishカリキュラムの場合、日本の「小1」はYear 2に相当する場合がある。生年月日と各カリキュラムの学年対応表を入学前に確認すること。
一時帰国のタイミング
夏休み(7〜8月)が最も長い休暇だが、航空券は最も高い時期と重なる。春休み(3月下旬〜4月上旬)の2週間を使って一時帰国する家庭も多い。学校によっては出席日数の規定があり、休暇外の欠席は成績に影響する。一時帰国は学校カレンダーと照合して計画すること。