UAEの学校カレンダーと子育て——私立校の費用と入学待ち問題の現実
UAEの外国人子女は私立学校に通うのが一般的。学費は年間30,000〜100,000AED超の学校もあり、一部の学校は入学待ちが続く。UAE在住者の子育てコストの現実。
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ドバイに住む外国人家族が子どもの教育に使う費用は、生活費の中で最も大きな支出の一つになることがある。公立学校はアラビア語授業が中心でEmirati向けのため、外国人子女の選択肢は私立校に限られる。
年間学費が100,000AED(約410万円)を超える学校もあれば、30,000AED(約123万円)前後の学校もある。どの学校を選ぶかで家計の構造が変わる。
主なカリキュラムの種類
ドバイの私立学校は以下のカリキュラム別に分かれている。
- British Curriculum(英国式):GCSE・A-Levelを経由して英国大学進学。ドバイで最も学校数が多い
- American Curriculum(米国式):SAT・AP等を経由。アメリカ大学志望向け
- IB(国際バカロレア):国際的に認知度が高い。費用は高めの傾向
- Indian Curriculum(CBSE等):インド人コミュニティに多い。費用は低め
日本人家庭はIBや英国式を選ぶケースが多いが、日本への帰国を前提にしている家庭は補習校(週末)と組み合わせることもある。
学費の目安
学費は学年によっても変わるが、ドバイの私立校の平均は年間35,000〜70,000AED(約143万〜287万円)程度とされる(学校・カリキュラムによる)。KHDA(ドバイ知識人材局)は毎年、各学校の公認学費上限額を公表しており、それ以上の学費は違法になる。
入学登録金(Admission Fee)、制服代、課外活動費、スクールバス代等が学費とは別にかかることも多い。
学校の待機問題
人気の学校は申込みから入学まで1〜2年待ちになるケースがある。特にBritish CurriculumとIBの上位校は倍率が高い。
ドバイへの着任が決まった段階で、すぐに希望校へ問い合わせるのが鉄則だ。待機リストへの登録だけでも早めにしておくことで、実際に入学できる可能性が高まる。
7月〜8月は「新学期準備」の時期
UAEの学校はほとんどが英国式のタームカレンダーに従い、新学期は8月下旬〜9月スタートだ。7月中は在校生・新入生ともに学校からの通知が来始める。制服の採寸・教科書の注文・スクールバスの申込みなど、新学期準備は意外と手間がかかる。
初めてUAEで子育てをする家庭にとって、この時期は情報収集に最適な時間でもある。