UAEで入居したら最初にやること——電気・水道・ネットの開通手続きガイド
ドバイ・アブダビで賃貸物件に入居した直後に必要なインフラ開通手続き。電力水道局への登録、デポジット、ネット契約の流れをまとめる。
この記事の日本円換算は、1AED≒44円で計算しています(2026年6月時点)。為替は変動するので、現地通貨(AED)の金額を基準にしてください。
UAEで賃貸契約を結んでも、鍵をもらった日に電気がつくとは限りません。電気・水道・冷房・通信は、それぞれ自分で開通手続きをする必要があります。真夏に入居してエアコンが動かない、という事態は避けたいところです。
手続き自体はオンライン化が進んでいて、流れさえ分かれば数日で整います。
電気・水道は管轄の公社に登録する
UAEでは、電気と水道はエミレートごとの公社が一括で管理しています。ドバイならDEWA(ドバイ電力水道局)、アブダビなど他のエミレートにはそれぞれ別の事業者があります。
入居後、賃貸契約書(多くの場合エジャリ登録済みのもの)や身分証、物件情報を提出して開通を申請します。デポジット(保証金)の支払いが必要で、金額は物件タイプによって変わります。退去時に精算されるため、預け金という位置づけです。
冷房が別請求になる物件がある
UAEの大型物件では、エアコンが地域冷房(ディストリクトクーリング)でまかなわれ、電気代とは別に冷房料金が請求されるケースがあります。
入居前に、冷房がどの方式か、料金がどう請求されるかを確認しておくと、夏の請求額に驚かずに済みます。地域冷房の場合、別の事業者への登録が必要なこともあります。
ガスは物件による
UAEの住宅は電気調理が主流ですが、一部の物件には集中ガス供給があります。ガスを使う物件なら、供給事業者への登録が別途必要です。自分の物件がどちらかは、入居時に管理会社へ確認するのが確実です。
ネット回線は早めに申し込む
インターネットは通信事業者と契約します。回線工事や開通までに数日かかることがあるため、入居が決まった段階で早めに申し込むのが現実的です。
住所によって利用できる事業者やプランが異なる場合があります。在宅勤務をするなら、内見の段階で回線の有無を確認しておくと安心です。
手続きの優先順位
真夏に入居するなら、最優先は電気と冷房です。これが動かないと生活そのものが成り立ちません。次に水道、その後にネットという順番で進めると、抜け漏れが起きにくくなります。
書類はデジタルで求められることが多いので、賃貸契約書と身分証のスキャンを手元に準備しておくと、どの手続きもスムーズに進みます。