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オーストラリア移民制度は「点数制」——ポイントテストの仕組みと永住権への道

オーストラリアのスキルド移民は「ポイントテスト」によって審査される。年齢・英語力・学歴・職歴など複数の要素がスコア化され、一定点数以上で申請資格が生まれる仕組みを整理する。

2026-06-30
永住権ポイントテストスキルドビザ移民ビザ申請

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「どうやったらオーストラリアの永住権が取れますか?」——ワーホリや留学中の日本人からよく聞かれる質問だ。

答えはひとつではないが、スキルド移民を目指す場合、「ポイントテスト(Points Test)」を理解することが出発点になる。

ポイントテストとは

オーストラリアのスキルド移民(サブクラス189・190・491など)は、申請者のスコアに基づいて審査される仕組みだ。スコアを構成するのは以下のような項目(詳細は移民局ABFの公式情報を確認。改定頻度が高い)。

  • 年齢: 25〜32歳が最高点。若いほど有利で、45歳以上は加点なし
  • 英語力: IELTSやPTEなどの試験スコアに応じて加点(上位スコアほど高得点)
  • 職歴: 指定の職種での就労年数
  • 学歴: 学士・修士・博士など
  • オーストラリアでの学歴・職歴: 国内での経験は追加加点になる
  • パートナーのスキル: 配偶者・パートナーが要件を満たせば加点
  • コミュニティ言語: NAATI認定の通訳・翻訳資格を持つ場合に加点

最低スコアは65点以上(基準は変動しうる)だが、「資格がある」だけでは申請できない。実際には65点を大きく超えていないと「招待(Invitation)」が来ない状態が続いている。

「EOI(Expression of Interest)」の仕組み

資格があれば即申請できるわけではない。まずSkillSelect(政府システム)に「関心表明(EOI)」を登録し、スコア上位者から順番に「招待(Invitation to Apply)」が届く仕組みだ。

需要の高い職種・スコアが低い場合は、EOI登録後も長期間待機するケースがある。逆に不足職種でスコアが高ければ比較的早く招待が来る。

日本人に向いているルート

日本語はNAATI認定言語のひとつで、通訳・翻訳資格を取得するとスコアアップにつながる。また、オーストラリアでの大学院修了・TAFE卒業も加点対象だ。

IT・医療・エンジニアリング系の職種は不足職種リストに載ることが多く、これらのスキルを持つ人はスコアが出やすい傾向がある。

制度は変わる

移民制度は政権・政策によって頻繁に変更される。「知り合いが取れた方法」が今も使えるとは限らない。最新の情報は必ず移民局(Department of Home Affairs)の公式サイトで確認し、重要な判断は移民登録弁護士(Migration Agent)に相談する選択肢もある。

「点数制」というシステムは冷たく見えるが、裏を返せば「何を伸ばせばよいか」が明確だという面もある。戦略的に準備できる仕組みだ。

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