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オーストラリアの薬局ガイド——Chemist Warehouse・Priceline・日本からの持参薬の注意点

オーストラリア在住の日本人がよく使う薬局(Chemist Warehouse・Priceline・Terry White等)の特徴と使い分け、処方箋薬の受け取り方、日本からの持参薬の注意点をまとめたガイド。

2026-04-08
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この記事の日本円換算は、1AUD≒96円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(AUD)の金額を基準にしてください。

オーストラリアでは薬局(Pharmacy)が医薬品の販売・調剤の中心的な役割を担っています。日本のドラッグストアと異なり、Chemist Warehouseのような大型薬局チェーンが安価で幅広い医薬品を取り扱っており、在住日本人にも利用者が多いです。


オーストラリアの薬局事情

オーストラリアでは処方箋医薬品(Prescription medicine)と市販薬(OTC medicine)が明確に区分されており、処方箋薬はPharmacy(薬局)でのみ入手できます。薬剤師(Pharmacist)が必ず常駐しており、症状を相談しながら市販薬を選ぶことも可能です。

なお、オーストラリアにはPBS(Pharmaceutical Benefits Scheme)という政府の薬代補助制度があります。永住権保持者や市民権者が対象で、対象薬は自己負担が抑えられます。就労ビザ・学生ビザの方は対象外のケースが多いため、保険や補助制度については渡航前に確認することをおすすめします。


主要薬局チェーン

Chemist Warehouse

オーストラリア最大手の薬局チェーンで、圧倒的な安さが特徴。市販薬・ビタミン・サプリメント・化粧品まで幅広く取り扱い、在住日本人にも人気があります。薬剤師常駐で処方箋調剤にも対応。

Priceline Pharmacy

化粧品・スキンケアの品揃えが豊富なチェーン。会員プログラム(Sister Club)で割引が受けられます。薬剤師常駐で処方箋調剤にも対応。

Terry White Chemmart

全国展開する薬局チェーン。地域密着型の店舗が多く、薬剤師に丁寧に相談しながら薬を選べます。


処方箋の流れ

オーストラリアではGP(General Practitioner=かかりつけ医)を受診し、処方箋を受け取ってから薬局に持参するのが基本的な流れです。

  1. GPを受診(予約が必要な場合が多い)
  2. 処方箋(Prescription)を受け取る
  3. Chemist Warehouseや近隣の薬局に持参して調剤してもらう

処方箋には有効期間が設定されています。繰り返し使えるリピート処方(Repeat)が記載されている場合、同じ処方箋で複数回調剤を受けられます。


日本から薬を持参する場合の注意

日本で常用している薬がある場合、オーストラリアでは入手できないことがあります。長期滞在の場合は渡航前に医師に相談し、多めに処方してもらっておくのが安心です。

オーストラリアには厳格な持ち込み規制があります。向精神薬・麻薬指定の薬はもちろん、一般的な市販薬でも持ち込み量に制限があるケースがあります。常用薬がある場合は、オーストラリア保健省(TGA: Therapeutic Goods Administration)または在オーストラリア日本国大使館に事前確認することを強く推奨します。


よくある質問

Q. 薬局で日本語は通じますか?

日本語対応の薬局は基本的にありません。英語での対応が必要です。シドニー・メルボルンの日本人コミュニティが多いエリアには、日本語が話せる薬剤師がいる店舗が一部あります。

Q. 薬が高いと聞きましたが、実際どうですか?

PBS対象外の薬は確かに高額になることがあります。Chemist Warehouseは市販薬の価格が他チェーンより安いため、市販薬を購入する際は価格を比較する価値があります。

Q. 旅行者でも薬局で薬を買えますか?

市販薬は旅行者でも購入できます。体調不良の際は薬剤師に症状を伝えて相談することをおすすめします。


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