カナダの銀行口座——TD・RBC・BMO、到着前から動いて口座開設を早める方法
カナダで銀行口座を開設する方法を解説。5大銀行(TD・RBC・BMO・Scotiabank・CIBC)の比較から渡航前の日加提携プログラム、SINとの紐付け、Interac送金、日本への送金まで。
この記事の日本円換算は、1CAD≒110円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(CAD)の金額を基準にしてください。
カナダの銀行口座開設には、実は渡航前から動ける選択肢がある。
TDやRBCは日本の銀行と提携しており、渡航前に日本で手続きを開始することでカナダ到着直後から口座が使える状態になる。特に「着いた日に家賃を払いたい」「会社の給与振込先が必要」というケースでは、この方法が有効だ。
渡航後に動く場合でも、5大銀行のいずれかに行けば数日以内に開設できる。
カナダの5大銀行
| 銀行名 | 特徴 |
|---|---|
| TD(Toronto-Dominion Bank) | 北米最大級。24時間コールセンター。日本語サービス窓口あり(一部支店) |
| RBC(Royal Bank of Canada) | カナダ最大の銀行。外国人・新規移民向けパッケージが充実 |
| BMO(Bank of Montreal) | 歴史的にも老舗。NewStart Program(新移民向けパッケージ)あり |
| Scotiabank | 中南米・カリブ海など国際展開に強い。グローバル送金サービスに強み |
| CIBC(Canadian Imperial Bank of Commerce) | 若い世代・学生向けプランが充実 |
渡航前に動く方法(日加提携プログラム)
TD Bank × 住友商事(MUFG傘下)
TDはMUFGおよびその傘下の銀行と提携関係がある(詳細は各行に問い合わせが必要)。TDのInternational Banking Transferサービスを経由すると、渡航前から口座開設の準備を進められる場合がある。
RBC International Banking
RBCの「International Banking」では、海外からの申し込みに対応している。カナダ渡航前にオンラインで申し込みを完了し、到着後に支店で本人確認を行う流れが可能。
実際的なアドバイス
- 渡航前にRBC / TDのウェブサイトで「International Welcome Program」または「Welcome to Canada Package」を確認する
- 必要書類: パスポート + 就労許可証(またはビザ)+ 雇用内定書
- 到着後、最寄りの支店で口座番号の有効化・デビットカード受け取りを行う
到着後に開設する場合
渡航前に動かなかった場合でも、到着後に支店窓口で開設できる。
必要書類の目安:
- パスポート(有効なビザ付き)
- 就労許可証またはビザ文書
- SIN(Social Insurance Number)— 取得後に追加提出も可
- 住所証明(賃貸契約書、または雇用主からの書類)
SINなしでも口座開設は可能だが、後日SINが必要になる(税務申告・RRSP等の投資口座との紐付けで)。
口座の種類
カナダの銀行口座は大きく2種類。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| Chequing Account(当座預金) | 日常的な支払い・給与振込に使う。デビットカードが紐付く |
| Savings Account(普通預金) | 貯蓄用。金利がやや高め。引き出し回数に制限がある場合も |
基本的にはChequing Accountを先に開設し、余裕ができたらSavings Accountと使い分ける。
Interac(カナダ版即時送金)
Interac e-Transferは、メールアドレスまたは電話番号を使ったカナダ国内の即時送金サービス。
- 銀行のアプリ・ウェブバンキングから送金
- 受取側はメール通知を受け取り、パスワードを入力して受け取る
- 手数料: 多くのプランで無料(プランによる)
- 上限: 多くの銀行で1日 CAD 3,000〜10,000
家賃の支払い・個人間送金・フリーランスへの代金支払いなど、日常的に使う。
日本への海外送金
Wise(旧Transferwise)がコストパフォーマンスで優れている。
| 送金方法 | 手数料目安 |
|---|---|
| 銀行T/T(国際電信送金) | CAD 15〜25 + 中間銀行手数料 |
| Wise | CAD 5〜15程度(金額・通貨により変動) |
送金額が小さい(月 CAD 500〜2,000程度)場合はWiseが最も合理的。大口の場合はOFXも検討に値する。
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