カナダのゴミ分別は日本より単純だが、ルールを間違えると収集されない
カナダのゴミ分別は日本ほど細かくないが、市ごとにルールが異なり知らないと収集されない失敗をする。トロント・バンクーバー・その他主要都市の分別ルールと在住者が注意すべき点を解説する。
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日本から来た人が「カナダはゴミ分別が雑だ」という印象を持つことがある。確かに日本の20〜30種類に及ぶ分別と比べれば、カナダは単純だ。しかし「単純だからルールは気にしなくていい」と考えていると、ゴミ収集日に収集されない経験をする。
カナダのゴミ分別の基本構造
多くのカナダの都市は3〜4種類に分ける:
- Recycling(リサイクル): 紙・ダンボール・プラスチック・金属・ガラス等
- Green Bin / Organics(生ゴミ・有機廃棄物): 食べ残し・野菜くず・紙皿等
- Garbage(燃えるゴミ・一般廃棄物): 上記に該当しないもの
- Large Items(粗大ゴミ): 家具・家電は別途申請が必要な場合が多い
市によってルールが違う
「カナダのゴミ分別」を調べるときに注意が必要なのは、市(Municipality)によってルールが異なることだ。トロント市の分別と、オーク・ビル市(トロント郊外)の分別はカテゴリが若干異なる。
引っ越した都市・区の公式ウェブサイトで「Waste Collection」「Garbage」と検索すると、その市のルールが確認できる。トロントは toronto.ca で「What Goes Where」という分別検索ツールを提供している。
収集されなかった場合
分別が間違っていると、ゴミ収集業者がゴミを持っていかないことがある。ゴミ袋やビンにステッカー(警告票)が貼られたまま残されることもある。
よくある間違いは:リサイクルに汚れたピザボックスを入れる(油で汚れた段ボールはリサイクル不可な場合がある)、グリーンビンに入れてよい食品包材と入れてはいけないプラスチックを混同するなど。
粗大ゴミの処分
ソファや冷蔵庫などの大型廃棄物は、市の大型廃棄物回収サービス(通常は予約制)か、市のDrop-Off Depot(廃棄物処分施設)に持ち込む必要がある。
Facebook MarketplaceやKijijiで「Free pickup」と書いて出すと、別の人が引き取りに来ることも多い。まだ使えるものを捨てる前に、これらのプラットフォームで無料掲載するのが在住者の定番だ。
日本との比較
日本の細かい分別(ビン・缶・ペットボトル・古紙・プラスチック・粗大ゴミを週別収集等)と比べると、カナダの分別は確かに大まかだ。しかし3種類の違いを守るだけで、廃棄物リサイクル率への貢献になる。新しい住所に来たらまず分別ルールを確認する習慣をつけると、最初の失敗を避けられる。