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カナダの永住権申請に必要な英語テストはIELTSだけではない——CLBとテスト選びの実際

カナダの永住権申請に使える英語試験はIELTS以外にもCELPIP等がある。各試験の特徴とCLB(Canadian Language Benchmarks)スコアへの換算、在住日本人に多い選択パターンを解説する。

2026-07-12
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カナダの永住権申請でも評価される英語能力は「CLB(Canadian Language Benchmarks)」というカナダ独自のスコアで表現される。そしてそのCLBスコアに換算できる英語試験はIELTSだけではない——これを知らないと、選択肢を狭めてしまう。

CLBとは何か

CLBはカナダが定める英語能力の尺度で、レベル1〜12まであり、12が最高だ。Express EntryのCRS(総合ランキングスコア)算出にもCLBが使われる。

CLB9以上(4技能すべて)が高ポイントを獲得しやすいが、CLB7以上が多くのプログラムの最低基準となっている。

使える英語試験

IELTS(General Training): 最も広く知られる。世界中で受験可能。カナダのExpress Entryに使えるのは「General Training」版だ(Academic版は別目的)。

CELPIP(General): カナダ国内で受験できる英語試験で、カナダ在住者に向いている。試験の内容がカナダの日常生活を想定しているため、カナダ在住者には「実際の生活に近い問題が出る」という声がある。受験料は280〜320CAD程度(推定・時期による)。

TEF Canada / TCF Canada: フランス語試験。Quebec州や二言語プログラム申請に必要。

IELTSとCELPIPの違い

IELTSはライティングセクションが「ペン書き」(会場によって異なる)なのに対し、CELPIPはすべてコンピューター入力だ。タイピングが速い人はCELPIPが有利という声がある。

IELTSはスピーキングが試験官との対面または録音式で、緊張する人には不利になることも。CELPIPはコンピューターのマイクに向かって答えるため「人と話すのが苦手な人はこちらのほうが話しやすい」という意見もある。

スコアとCRS換算

IELTSとCELPIPの各スコアがCLBに換算される対応表はIRCC(移民難民・市民権省)の公式サイトで公開されている。CLB9相当のIELTSは4技能それぞれ7.0以上が基準の一つだ。

在住者の選択傾向

カナダ在住者でカナダ国内で受験する場合は、CELPIP受験地の多さと「カナダの日常英語に即した出題」を理由にCELPIPを選ぶ人が増えている。海外(日本等)で受験する場合はIELTS一択になることが多い。

どちらの試験も、過去問・模擬試験の練習が最も重要だ。試験の形式に慣れることで本来の英語力をスコアに反映しやすくなる。

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