チューリッヒの日本食事情——レストラン・食材・醤油を手に入れるまで
チューリッヒには日本食レストランが多く、日本食材店もある。ただし価格はどれも高め。在住日本人が日本の食生活をスイスで維持するための実情を解説。
この記事の日本円換算は、1CHF≒175円で計算しています(2026年4月時点)。
チューリッヒで醤油を買おうとしたら、500ml瓶でCHF 5〜8(約875〜1,400円)——日本の2〜3倍の価格だ。これがチューリッヒで日本食生活を維持するコストの現実だ。
日本食材の入手先
チューリッヒ市内には複数の日本食材店がある。「日本橋(Nipponbashi)」「アジアショップ(Asia Shop)」系の店舗では、米(コシヒカリ系)・醤油・味噌・だし・海苔・インスタントラーメン等が手に入る。
ただし全般的に高価格だ。コシヒカリ2kgでCHF 12〜18(約2,100〜3,150円)、信州白味噌750gでCHF 8〜12(約1,400〜2,100円)が目安になる。
一時帰国時に醤油・味噌・だし等をスーツケースに詰めて持ち帰るのが、在住日本人の標準的な対処法だ。
日本食レストラン
チューリッヒには多数の日本食レストランがある。ただし、現地の日本食レストランは経営者・シェフが日本人でない店舗も多く、本場の味とは異なる場合がある。
予算感として、ラーメン1杯がCHF 18〜25(約3,150〜4,375円)、寿司ランチセットがCHF 30〜45(約5,250〜7,875円)前後になる。
Coopの日本食コーナー
MigrosよりCoopの方が日本食・アジア食品の品揃えが充実していることが多い。「Coop Asia」コーナーには醤油・米・麺類・調理用酒が置かれている店舗がある。スーパー品であれば専門店より安い。
自炊で対応する方法
スイス産の食材で和食に近い料理を作る工夫をする在住者も多い。スイスのコシヒカリ系栽培米(ティチーノ産等)は価格がやや低く、炊き込みご飯・おにぎりに使える品質のものがある。味噌汁はMigrosのBioダシ昆布とアジアショップの白味噌で代用できる。