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ローザンヌとIOC——オリンピックの本部が置かれる街と国際機関群

スイス・ローザンヌはIOC(国際オリンピック委員会)本部が置かれる「オリンピックの首都」。国際機関が集まる街の生活感と、外国人が暮らす環境を解説。

2026-04-20
ローザンヌIOCオリンピック国際機関フランス語圏

この記事の日本円換算は、1CHF≒175円で計算しています(2026年4月時点)。

IOC(国際オリンピック委員会)の本部はジュネーブではなく、同じレマン湖畔のローザンヌにある。正確には「オリンピック・ハウス」がローザンヌ湖岸に建てられており、「オリンピックの首都」という称号を自ら掲げている。

ローザンヌの特徴

人口約14万人のフランス語圏の街で、急な坂道と湖の景観が組み合わさった美しい街並みを持つ。語学はフランス語が標準で、ドイツ語圏のスイスとは雰囲気が大きく異なる。

IOCのほか、国際陸上競技連盟(World Athletics)・国際スケート連盟(ISU)など多くのスポーツ国際組織がローザンヌを拠点にしている。スポーツ法・スポーツマーケティングの専門職にとっては重要な就職先が集まる街だ。

生活費とアクセス

家賃はジュネーブよりやや安く、チューリッヒと同水準かやや高め。2LDKで月CHF 2,200〜3,000(約38.5万〜52.5万円)が相場圏だ。

ジュネーブまでレマン湖岸を通る電車で約45分。ジュネーブ空港(GVA)が最寄り国際空港で、アクセスは良い。スイス国内の他の主要都市(チューリッヒ・ベルン)へもICE・ICで2時間以内に到達できる。

国際色の高さ

国際機関勤務の外国人・外交官・研究者が多く住む街で、英語でのコミュニケーションが比較的通じやすい。ローザンヌ大学(UNIL)・HEC Lausanne(ビジネス大学院)・EPFL(ローザンヌ工科大学)が集まる学術都市でもある。

EPFLはETHチューリッヒと並ぶスイスの二大理工系大学で、QS世界大学ランキング上位20位以内の常連だ。研究者・大学院生として来る日本人も多い。

フランス語圏のため、ドイツ語圏スイスに住む外国人が「フランス語も学びたい」という動機でローザンヌへ転居するケースもある。

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