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生活・買い物

MigrosとCoop——スイスの二大スーパーと食料品費の現実

スイスの食料品店はMigrosとCoopの二強。それぞれの特徴・価格帯・品揃えの違いと、週の食費CHF 150〜200(一人)の実態を解説。

2026-04-18
MigrosCoopスーパー食費日常生活

この記事の日本円換算は、1CHF≒175円で計算しています(2026年4月時点)。

スイスのスーパーマーケット市場はMigrosとCoopの2社でシェアの約60%を占める。どちらの店舗も街の中心部・住宅地・駅構内に点在しており、チューリッヒに住めば徒歩10分以内にどちらかの店舗がある生活になる。

Migrosの特徴

Migrosは非営利協同組合が運営する小売チェーンで、アルコール飲料を扱わないことで有名だ(お酒を買うにはCoopか専門店に行く必要がある)。店内には惣菜・パン・ケーキ等の手作り感の強い食品が充実しており、「Mナチュラル(M-Budget)」というPBが安価な選択肢として並ぶ。

M-BudgetのパスタCHF 0.85(約149円)・牛乳1L CHF 1.15(約201円)・卵10個 CHF 3.10(約543円)が価格感の基準になる。

Coopの特徴

CoopはMigrosよりアルコール・有機食品・輸入品の品揃えが豊富だ。ワイン売り場が広く、日本食材(醤油・味噌・米)を扱っているCoop店舗もある。高級ラインの「Coop Fine Food」はデリカテッセン的な品揃えで外国人にも人気が高い。

一人暮らしの食費の現実

一人暮らしでMigros・Coopの通常品を買い揃えると、週の食費はCHF 80〜150(約1.4万〜2.6万円)が現実的な範囲だ。外食が増えると週CHF 200〜300(約3.5万〜5.3万円)を超えることもある。

節約したい場合はM-Budget・コープの安価なPBを使い、肉より豆類・パスタ・野菜を中心にすることで週CHF 60〜80(約1.1万〜1.4万円)まで抑えられる。

国境越えの買い物

ドイツ・フランスの国境に近い在住者は、週末にコンスタンツ(独)やユペルサ(仏)のスーパーで食材を買い込む習慣を持つ人が多い。スイスの同じ商品がドイツで3割安いことは珍しくない。食費削減の実用的な選択肢として知っておく価値がある。

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