コミュニティ・人間関係
スイス人の友達ができない問題:在住外国人が直面する社交の壁
スイス在住外国人が口を揃えて言う「スイス人と友達になれない」。その理由と、地元コミュニティに溶け込むための現実的なアプローチを紹介する。
2026-07-09
コミュニティ社交文化
この記事の日本円換算は、1CHF≒178円で計算しています(2026年5月時点)。為替は変動するので、現地通貨の金額を基準にしてください。
スイスに数年住む外国人の多くが経験するのが、「仕事の同僚とは普通に話せるが、プライベートに踏み込んだ関係にならない」という感覚だ。礼儀正しく、嫌な顔もしない。でも家に招かれることはない。
スイス人の対人距離感
スイス人、特にドイツ語圏のスイス人は、初対面の人間に対して「礼儀正しく、でも壁がある」スタイルが一般的だ。「Höflich aber kühl(礼儀正しいが冷たい)」と外国人に形容されることが多い。
これはスイスが移民を多く受け入れてきた歴史と関係があるという見方もある。外国人が多い分、警戒心が高くなりやすいという側面だ。
コミュニティへの入り方
地元のVerein(任意団体・クラブ)に参加することが最もオーソドックスな方法だ。スポーツクラブ、コーラス、チェスクラブ、市民清掃グループ——何でもいい。繰り返し顔を合わせ、共同作業をする中で関係が育つ。
言語の問題がある場合は、英語対応のExpat向けグループからスタートする選択肢もある。InterNationsやMeetupには在住外国人向けのイベントが定期的に掲載されている。
期待値の調���
スイス人と友達になることは不可能ではないが、時間がかかる。2〜3年で「ようやく自宅に招いてもらえた」という話は在住外国人の間でよく聞く。短期滞在のつもりで来て、気づいたら10年いた——スイスはそういう場所だ。
コメント
読み込み中...