グルメ・食生活
スイスのオーガニック食品文化:Bioが当たり前になった国の食の現場
スイスはオーガニック食品の消費量がヨーロッパ上位の国だ。スーパーのBioコーナー、農家直売、ファーマーズマーケットなど、在住者が利用できる食の選択肢を紹介する。
2026-07-15
オーガニック食品生活
この記事の日本円換算は、1CHF≒178円で計算しています(2026年5月時点)。為替は変動するので、現地通貨の金額を基準にしてください。
スイスのスーパーに入ると、「Bio」のラベルが貼られた商品が棚の目立つ位置に並んでいる。野菜・乳製品・肉・加工品まで、Bioオプションが普通の選択肢として陳列されている。「オーガニックは特別なもの」という感覚は薄い。
スイスのBio認証
スイスには「Bio Suisse」という有機農業の認証制度があり、「Knospe(蕾)」マークが付いた製品はこの認証を取得している。基準はEU有機認証より厳しいとされており、スイス産Bio製品の信頼性は高い。
Migros・Coopともに自社のBioブランドを持っており、一般的なBio食品は通常品より10〜30%程度高い価格帯で販売されている。
ファーマーズマーケット
各地でWochenmarkt(週市)が開かれ、地元農家の野菜・乳製品・花が並ぶ。ベルンのWaisenhausplatz、チューリッヒのBürkliplatzが有名な市だ。スーパーより高い場合もあるが、旬の農産物の新鮮さと種類は上回ることが多い。
食材宅配(Gemüsekiste)
農家が週1〜2回、季節の野菜・果物を箱に詰めて届けるサービス「Gemüsekiste(野菜箱)」を利用する在住者も多い。Saisongemüse(旬野菜)サブスクは30〜50CHF/週程度(推定)のものが多い。
何が入っているかわからないサプライズ感を楽しむスタイルで、スイスの季節の食材と向き合う機会にもなる。
コメント
読み込み中...