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中国の物業(プロパティ管理会社)との付き合い方

中国のマンション・アパートには「物业(ウーイェ)」と呼ばれる管理会社がいます。管理費の仕組み、よくあるトラブル、外国人が知っておくべき対処法を解説します。

2026-07-17
中国住居マンション管理会社在住者向け

この記事の日本円換算は、1CNY≒22円で計算しています(2026年5月時点)。為替は変動するので、現地通貨の金額を基準にしてください。

中国のマンション(小区/住宅団地)には「物业(ウーイェ)」と呼ばれる管理会社がいる。日本のマンション管理組合+管理会社に近い存在で、建物の維持管理・セキュリティ・修繕の手配を担う。外国人在住者にとって最初に関わることになる窓口だ。

物业費(管理費)の仕組み

物业費は月額で支払う管理費で、建物の設備水準・エリアによって差がある。外国人向けコンパウンド(外国人専用住宅区域)ではCNY 5〜20/平方メートル/月(推定)程度が多い。100平方メートルの物件ならCNY 500〜2,000(約11,000〜44,000円)/月の管理費がかかることになる。

この管理費は家賃とは別で、通常は借主ではなく物件オーナーが支払う(賃貸の場合)。ただし実務上は契約内容によって借主が立て替えるケースもある。

よくあるトラブル

外国人在住者が物业と関わる際によくあるトラブルは以下だ。

修繕の対応が遅い:水漏れや設備不具合を報告してもなかなか来ない。中国語でWeChatに写真付きで状況を送ると対応が速まることが多い。

ゲートでの来客制限:セキュリティが厳しく、宅配・訪問者が入れないことがある。事前に物业またはインターコムで承認が必要な場合が多い。

駐車場問題:来客の駐車スペースがないまたは有料で、案内が分かりにくいことがある。

外国人専用コンパウンド

上海・北京の一部エリアには外国人向けに設計されたコンパウンド(復興西路・浦東のガーデンコンパウンド等)があり、英語対応スタッフ・管理サービスが整っている。

家賃は割高だが、英語対応・安全性・生活サービスが整っているため、駐在員家族を中心に利用されている。物业とのコミュニケーション問題が比較的起きにくいのも利点だ。

物业とのコミュニケーション術

物业との連絡はWeChatが主流だ。多くのコンパウンドは物业専用のWeChatグループを持っており、そこで連絡事項が共有される。

問題が生じたときは感情的にならず、事実と要望を中国語または翻訳アプリで明確に伝えるのが効果的だ。「壊れている場所・いつ気づいたか・どうしてほしいか」を簡潔に伝えると対応されやすい。

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