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1泊2,000円の快捷酒店——中国のビジネスホテルチェーンは日本より進んでいる

中国の快捷酒店(エコノミーホテル)は如家、汉庭、7天が三大チェーン。1泊CNY 150前後で顔認証チェックイン、スマートロック完備の宿泊体験。

2026-05-28
ホテル旅行ビジネスホテルチェーン宿泊

この記事の日本円換算は、1CNY≒21円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(CNY)の金額を基準にしてください。

中国の都市で出張するとき、日本人がまず驚くのがビジネスホテルの安さとテクノロジーだ。如家(Home Inn)、汉庭(Hanting)、7天连锁(7 Days Inn)——中国三大エコノミーホテルチェーンの宿泊料金は、1泊CNY 120〜200(約2,520〜4,200円)が相場だ。

しかも安いだけではない。チェックインは顔認証、部屋の鍵はスマートフォンアプリ、タオルやアメニティの追加はWeChat(微信)のミニプログラムから注文。フロントに人が立っていないホテルも増えている。

外国人が泊まるときの注意

中国のホテルには「外国人受入可能」と「不可」がある。法律上、外国人を宿泊させる場合は24時間以内に最寄りの公安局に届出する義務がホテル側にある。この手続きを避けたい小規模ホテルは外国人の宿泊を断ることがある。

如家、汉庭、全季(Ji Hotel)などの大手チェーンは基本的に外国人対応済みだ。予約時にパスポート番号の入力欄があれば、受入可能と判断してよい。携程(Ctrip)やアプリで「可接待外宾」のフィルターを使うと確実だ。

チェックイン手続き

外国人のチェックインは中国人より時間がかかる。パスポートの全ページコピーが必要なホテルもある。顔認証システムは中国の身分証(居民身份证)に最適化されているため、外国人のパスポートでは使えないことが多い。

フロントでの手続きに10〜15分は見ておくとストレスが減る。中国語の「我要入住(ウォーヤオルーヂュー)=チェックインしたい」と「护照(フーヂャオ)=パスポート」の2語を覚えておくと、やりとりがスムーズになる。

日本のビジネスホテルとの比較

清潔さは日本のビジネスホテルに一歩譲る。特に浴室の排水やタオルの質に差を感じることが多い。ただし、Wi-Fiの速度は中国のホテルの方が速い傾向がある。動画のストリーミングに困ることはほぼない(VPN経由の海外サイトは別だが)。

全季(Ji Hotel)やアトゥール(亚朵)は中間価格帯で、1泊CNY 250〜400(約5,250〜8,400円)。ここまで出せば、日本のビジネスホテルと遜色ない品質になる。

民宿(ミンスー)という選択肢

ホテル以外に「民宿」と呼ばれる個人オーナーのアパートメントも選択肢だ。Airbnbは中国では使えないが、途家(Tujia)や小猪民宿(Xiaozhu)がその役割を果たしている。

1LDKで1泊CNY 200〜500(約4,200〜10,500円)程度。キッチン付きなので長期滞在に向いている。ただし、外国人が民宿に宿泊する場合も公安局への届出が必要で、オーナーが手続きに慣れていないとトラブルになることがある。

予約前にオーナーにメッセージで「外国人宿泊は対応可能か(可以接待外宾吗)」と確認するのが安全だ。中国の宿泊は、値段やサービスの前に「外国人が泊まれるか」が最初のハードルになる。

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