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文化・行事

端午節(ドラゴンボートフェスティバル)——ちまきと競漕の文化

旧暦5月5日の端午節は中国の法定祝日。粽子(ちまき)を食べ、ドラゴンボートレースを観戦する中国版こどもの日の文化背景と、在住外国人が体験できる行事を紹介。

2026-04-19
端午節ドラゴンボートちまき祝日文化

旧暦の5月5日——2026年は6月19日が端午節にあたる。日本でも「こどもの日」として知られるが、中国の端午節はちまき(粽子)と競漕(龙舟)が主役だ。

端午節の由来

紀元前3世紀の楚の詩人・屈原(くつげん)が汨羅江(べきらこう)に身を投じた日を悼む祭りが起源とされる。漁師たちが魚に食べられないよう川にちまきを投げ込み、船で漕いで遺体を探したことが競漕とちまきの由来という伝承がある。

粽子(ちまき)

もち米を笹の葉や芦葦の葉で包んで蒸した料理。中身は地域によって異なる。

  • 北方系:甘い小豆・デーツ(棗)入り
  • 南方系(広東・浙江):豚肉・卵・椎茸・エビなど塩味の惣菜系

端午節前後はスーパー・デパートで大量に販売される。値段は1個5〜30CNY(約105〜630円)と幅広い。高級贈答品として百貨店で販売される粽子BOXは300〜1,000CNY(約6,300〜21,000円)以上のものもある。

ドラゴンボートレース

細長い木造のボートに10〜20人が乗り込み、太鼓のリズムに合わせて漕ぐ競漕。広東・湖南・浙江など南方で特に盛ん。上海周辺の河川でも開催される。外国人チームが参加できる大会もあり、在住外国人コミュニティでチームを作って出場するケースもある。

法定休日

端午節は中国の法定祝日で3日間の連休となる(調整休日を含む)。ゴールデンウィーク的な混雑はないが、観光地は混む。会社によっては2〜3日の連休になるため、在住外国人には気軽な国内旅行のタイミングとして使われることが多い。

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