生活・金融
外国人のモバイル決済問題——WeChat Pay登録に外国カードが必要な理由
中国での生活インフラとなったWeChat PayとAlipay。外国人が登録・利用する際の具体的な手順、外国カード登録の条件、中国銀行口座の開設方法と必要書類を解説する。
2026-04-21
WeChat PayAlipay銀行口座決済FinTech
この記事の日本円換算は、1CNY≒21円で計算しています(2026年4月時点)。
中国に着いた初日、屋台でランチを買おうとしたら「現金なし、QRコードのみ」と言われた——という経験をする外国人は多い。モバイル決済の登録を先に済ませておくかどうかで、着任直後の快適さが大きく変わる。
外国カードの登録(2023年以降)
2023年以降、WeChat PayとAlipayの両方で外国発行のVisa/Mastercardを直接登録できるようになった。
WeChat Pay登録手順:
- WeChatアプリ内「钱包」→「银行卡」を開く
- 「添加信用卡/借记卡」で外国カードを追加
- パスポート番号・カード情報を入力して認証
登録後は月間取引上限(通常数千元)の範囲内でQRコード決済が使える。
Alipay(国際版):Alipay Internationalとして提供されており、外国カードでの支払いに特化したバージョン。タクシー・コンビニ・飲食店でのQR支払いに対応している。
中国の銀行口座開設
より便利に使うには中国の銀行口座(人民元口座)を開設するのがおすすめ。
必要書類:パスポート + 就労許可証または居留許可証。
おすすめ銀行:
- 中国銀行(Bank of China):外国人対応が比較的充実
- 招商銀行(CMB):アプリが使いやすく若い層に人気
- 工商銀行(ICBC):店舗数が最多
口座開設後は、WeChat Pay・AlipayへのBankCardとしてリンクでき、送金・受取・公共料金支払いまで一元化できる。
困ったときの対処
モバイル決済が使えない緊急事態に備え、財布に500〜1,000CNY(約10,500〜21,000円)の現金を持っておくことを推奨。高額紙幣(100元)は市場・小さな店で崩してもらいにくいことがある。
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