ビザ・手続き
再入国許可——中国からの出入国と多次ビザの管理
中国の居留許可・就労ビザで出入国する際の「多次入境」の仕組みを解説。有効期間・回数・滞在日数上限の確認方法と、出入国カード記入の注意点をまとめた実務情報。
2026-04-28
再入国多次ビザ出入国居留許可ビザ管理
「多次(多次入境)なのに入国できない」——これは中国在住外国人が経験するトラブルの一つだ。多次ビザがあっても、居留許可の有効期間を超えていれば入国できない。この区別を正確に把握することが重要だ。
ビザと居留許可の違い
ビザ(签证):中国に入国するための許可証。「単次(シングル)」「双次(ダブル)」「多次(マルチ)」の入国回数と有効期間が記載されている。
居留許可(居留许可证):入国後に公安局で取得する在留資格証。こちらが実際の在留を認める証明書で、有効期間内なら中国に滞在できる。
入国時に必要なのはビザ(または有効な居留許可の組み合わせ)。中国居留許可を持つ外国人は、居留許可が有効期間内であれば、ビザなしで出入国できる「返回許可(Re-entry Visa不要)」の扱いになることが多い。
多次入境の仕組み
居留許可には原則として多次入境が認められており、有効期間内であれば何度でも出入国できる。ただし一部の居留許可では「1回の海外滞在が180日を超えた場合の再入国要件」などの条件が付くケースがある。
出入国カード(ED Card)
2019年以降、多くの入国審査場で出入国カードの記入が不要になっているが、陸路国境・一部の港湾では引き続き記入を求められることがある。滞在先住所(日本語不可・中国語または英語で記入)と滞在目的を正確に記入する。
実務的な確認事項
- 居留許可の有効期限:出国前に必ず確認
- パスポートの有効期限:残存有効期間が少ないと入国を断られるケースがある(残り6ヶ月以上が目安)
- ビザ免除協定:日中間にビザ免除協定はなく、日本国籍者は短期ビザ(M/L等)を要する
変更がある場合は在中国日本大使館・領事館の最新情報を確認することを推奨する。
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