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広州交易会(キャントンフェア)——世界最大の商品見本市と在住ビジネスマン

毎年春秋2回開催される広州交易会(中国進出口商品交易会)は参加企業2万社超・世界最大規模の見本市。在住外国人バイヤー・メーカーが活用する方法と開催情報を解説。

2026-04-15
広州交易会キャントンフェアビジネス貿易広州

この記事の日本円換算は、1CNY≒21円で計算しています(2026年4月時点)。

毎年4月と10月、広州に世界中からバイヤーが集まる。中国進出口商品交易会——通称「キャントンフェア」だ。規模も歴史も、世界最大クラスの見本市である。

基本情報

キャントンフェアは1957年から続く中国最古・最大の国際見本市。第1期(電子・機械)、第2期(日用品・装飾品)、第3期(繊維・アパレル・食品)の3期に分かれて開催され、各期5〜6日間。合計14〜15日間にわたって広州南方のパシフィック国際会議場(琶洲展館)で行われる。

2019年の参加バイヤー数は180カ国以上から約19万人(主催者発表)。コロナ禍でオンライン開催を経て、2022年秋から対面再開した。

参加の手順

バイヤー(購買側)として参加するには、公式サイトから事前登録と招待状の取得が必要。登録費用は無料。ただし会場へのアクセスに使う交通・宿泊が繁忙期のため、開催月は広州市内のホテルが通常の2〜3倍に跳ね上がる。早期予約が必須。

在住外国人が活用するシーン

製造業・貿易業に関わる在住外国人にとってキャントンフェアは年2回の重要イベント。本社からの調達担当者が出張してくるため、在広州・在深圳の駐在員が現地案内役を務めることも多い。

電子機器・雑貨・アパレルなど幅広いカテゴリのサプライヤーを一度に探せる効率性が最大の価値。実物サンプルを確認しながら価格交渉を行うスタイルは、オンライン貿易プラットフォームにはない強みだ。

広州自体の在住環境

広東省の省都・広州は人口1,800万人超の南部最大都市。香港・深圳に隣接し、日系製造業・貿易会社も多い。気候は亜熱帯で冬でも温暖。広東料理(飲茶・海鮮)の本場で、食の選択肢が豊富なことも在住外国人に好評だ。

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