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幼稚園の入学戦争——中国の保育競争は3歳から始まる

北京・上海などの都市部では、質の高い幼稚園の入学枠をめぐる競争が激しい。「3歳までが大事」という意識が親の教育投資を早期化させている。中国の幼児教育競争の実態。

2026-06-23
幼稚園幼児教育育児

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北京・上海の親から「幼稚園(幼儿园、ヨウアールユエン)の入学が大変だった」という話を聞くと、最初は信じにくいかもしれない。しかし3〜6歳向けの認可幼稚園には入学枠の競争があり、特に評判の良い公立・私立幼稚園では抽選・書類審査が行われることがある。

教育熱の高い中国都市部では、幼稚園選びが最初の「教育投資の判断」になる。


中国の幼稚園(托幼一体化を含む)は公立と私立に大きく分かれる。公立幼稚園は費用が低いが定員が限られており、学区(户籍)によって入学優先度が決まることが多い。評判の高い公立幼稚園には申し込みが集中する。

私立幼稚園は費用が高い(月額数千〜数万元)が施設が充実しているケースもある。二重語教育(中国語+英語)のバイリンガル幼稚園や、モンテッソーリ・シュタイナー系の国際教育幼稚園も存在し、費用は最高水準になる。


外国籍の子どもを持つ在住外国人にとって、幼稚園・小学校の選択は移住先の都市で最初に直面する実務的な問題だ。

インターナショナル・プリスクール(国際幼稚園)は外国籍の子どもを主対象としており、英語・日本語などの環境で過ごせる。費用は月額2〜5万元程度が一般的な範囲とされるが(推定)、学校によって大きく異なる。

日本人コミュニティが多い上海・北京には日本語対応のプリスクール・幼稚園も存在しており、日本語コミュニティの情報交換で紹介されることが多い。


「3歳までの脳の発達が重要」という科学的根拠をベースにしつつ、教育競争の前倒しへの不安が組み合わさって、親の早期教育投資を後押ししている。ここでも「双減」政策の対象は学齢期の塾教育で、幼児期の早期教育産業への規制は別の枠組みで議論されている。

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