語学
中国語の基礎——声調4つと在住者が最初に覚えるべき実用フレーズ
中国語(普通話)の最大の特徴は4声(声調)。日本人が特に苦手とする発音と、上海・北京で在住者が最初に覚えると役立つ実用フレーズを解説します。
2026-04-06
中国中国語語学普通話生活
中国語(普通話・マンダリン)を学ぶとき、多くの日本人がまず壁にぶつかるのが「声調(声調 / Shēngdiào)」だ。同じ音節でも声の高低パターンで意味が変わり、「ma」ひとつが妈(母)・麻(麻)・马(馬)・骂(罵る)の4通りになる。
4声の仕組み
- 第1声(ー):高く平らに。「mā」(妈・母)
- 第2声(/):低から高へ上がる。「má」(麻・麻痺)
- 第3声(∨):低く落ちてから上がる。「mǎ」(马・馬)
- 第4声(\):高から低へ落ちる。「mà」(骂・罵る)
軽声(・)もあり、第2音節が弱く発音されるケースは日常会話に多い(「你好」のhaoは軽声気味に発音される)。
日本人が特に苦手とするのは第3声(低くくぼんだ音)で、最初は意識して練習する必要がある。
在住者が最初に覚えると役立つフレーズ
日常挨拶
- 你好(Nǐ hǎo):こんにちは
- 谢谢(Xièxie):ありがとう
- 不好意思(Bù hǎoyìsi):すみません(話しかけるときも使う)
- 没关系(Méi guānxi):大丈夫です・気にしないで
飲食店で
- 这个(Zhège):これ(指さしで使える)
- 多少钱?(Duōshǎo qián?):いくらですか?
- 不要辣(Bù yào là):辛くしないで(上海・北京ではそれほど辛くないが念のため)
- 打包(Dǎbāo):持ち帰りにして
交通・タクシー
- 去这里(Qù zhèlǐ):ここへ行って(スマホの地図を見せながら)
- 在哪儿?(Zài nǎr?):どこにありますか?
- 帮我叫滴滴(Bāng wǒ jiào Dīdī):DiDi(タクシーアプリ)を呼んでください
日本人が有利な点
中国語の書き文字(繁体字・簡体字)と日本の漢字は部分的に共通しているため、日本人は単語の意味を推測しやすい。メニューを見て料理名が何となくわかる、標識や看板の意味がつかめる——という「漢字の読み」は学習初期に大きなアドバンテージになる。
ただし発音は全く別物なので、書いて読める≠話せる・聞けるの落差が出やすい点は注意が必要だ。
上海語(呉語)について
上海では普通話(標準中国語)とともに「上海語(呉語)」が使われることがある。上海の年配者同士の会話や市場の声かけで聞こえることがあるが、ビジネス・日常の対外コミュニケーションは普通話が基本だ。外国人が上海語を学ぶ必要性は低く、普通話に集中した方が実用的だ。
学習リソースとしては、「HelloChinese」「ChinesePod」などのアプリや、上海・北京の語学学校(北京語言大学付属機関など)でのグループレッスンが在住者の間でよく使われている。週3〜4時間の勉強を6ヶ月続けると、日常の買い物・タクシー・飲食店での会話が一通りこなせるレベルに届く人が多い。
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