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中国語の声調(四声)、「マー」一つで4つの意味が変わる

中国語の最大の難関は声調(音程の変化)です。四声の仕組み、間違えると笑われる例、日本人が効果的に習得するコツを解説します。

2026-07-23
中国語語学四声普通話中国

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「中国語を少し勉強して行ったら通じなかった」という経験をした人は多い。正しい発音で「マー」と言ったつもりでも、声調(音の高さ・変化)が違うと全く別の意味になる。これが中国語の最初の壁だ。

四声とは

中国語(普通話)には4つの声調がある。

第一声(ā):高く平らに伸ばす。ドレミの「ソ」の音で平坦に発音するイメージ。「妈(mā)=お母さん」

第二声(á):中低音から高音に上がる。「え?」と聞き返すときの音程変化に似ている。「麻(má)=麻(あさ)」

第三声(ǎ):低く抑えて、少し下がってから上がる。発音記号の形のように「V字型」に動く。「马(mǎ)=馬」

第四声(à):高音からスパッと下げる。「はい」と短く答えるときの感覚。「骂(mà)=罵る」

これに加えて「軽声(中立声)」という軽く添えるような音もある。

間違えると困る例

声調を間違えると笑われるレベルではなく、全く違う意味になる。

「买(mǎi)」(買う)と「卖(mài)」(売る)。「买东西」(買い物する)を「卖东西」(売る)と言い間違えると意味が正反対になる。

「警察(jǐngchá)」と「井茶(音が似ているが意味は違う)」——という混乱も起きる。

日本人の習得のコツ

日本語は基本的にピッチアクセント(高低)があるが、英語話者よりは声調習得がしやすい面がある一方で「同じ音程を意識しながら発音する」という訓練が必要だ。

効果的な練習方法として評価が高いのは、中国人の発音を真似して「録音して聞き直す」繰り返しだ。自分の声を録音して聞くと、どの声調がずれているか客観的に分かる。

「マー」だけで練習するより、「你好(ニーハオ)」のような実用的な挨拶から声調込みで体に入れると定着が早い。

読み書きと声調

漢字を読む際も声調の読み方を覚える必要がある。「马(mǎ)」は漢字と声調記号(もしくはピンイン)をセットで覚えることが基本だ。日本の漢字知識はかなりの量の漢字の意味を直感的に理解する助けになるが、読み方は全く別物として学ぶ必要がある。

最初の2〜3ヶ月で四声を正確に使い分けられるようになれば、その後の中国語習得が大幅に楽になる。声調の「型」を体に入れることが最優先の投資だ。

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