文化・行事
中秋節(月餅)——贈り物文化と月餅BOXの相場
旧暦8月15日の中秋節は月餅を贈り合う中国の秋の祝日。月餅の種類・相場、ビジネス贈答の慣習、在住外国人が月餅を楽しむ方法と選び方を解説する。
2026-04-21
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この記事の日本円換算は、1CNY≒21円で計算しています(2026年4月時点)。
9月になると、オフィスのデスクに突然月餅の箱が積み上がり始める。贈り物として受け取ったものを「また別の人に贈る」という連鎖が起きるのが中秋節の定番風景だ。
中秋節とは
旧暦8月15日——2026年は10月1日が中秋節にあたる(国慶節と重なる年は別々になる場合もある)。中秋節は中国・台湾・香港・ベトナムなど中国文化圏で広く祝われる。家族で月を眺め、月餅を食べながら团圆(家族の団欒)を祝う。
法定祝日は1日のみだが、前後の調整休日と合わせて2〜3日の連休になることが多い。
月餅の種類
広式月餅(広東スタイル):最もスタンダード。蓮の実餡・塩卵黄入りが定番。餅皮がしっとりしている。
苏式月餅(蘇州スタイル):サクサクのパイ生地タイプ。肉餡・豆沙餡など。
冰皮月餅(アイスムーンケーキ):近年人気の現代版。冷蔵または冷凍で食べるモチモチの皮。フルーツ・抹茶・チョコなど洋風フレーバーも多い。
価格相場
| 種類 | 価格帯 |
|---|---|
| 量販店・スーパーの月餅BOX | 50〜200CNY(約1,050〜4,200円) |
| ホテル・有名ブランドの贈答BOX | 200〜800CNY(約4,200〜16,800円) |
| 高級ブランド(ハーマン等)の限定BOX | 1,000CNY以上(約21,000円以上) |
ビジネス贈答
中国では中秋節に取引先・上司・家主などに月餅を贈る習慣がある。会社から支給されるケースもある。贈る相手の数が多い在住外国人は、スーパーで10〜20箱まとめ買いすることも珍しくない。
受け取った月餅が多すぎて消費できない場合、日本人同士でシェアしたり、オフィスのミーティングに持ち込むのが現実的な対処法だ。
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