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上海の旧フランス租界、今もプラタナスの街路樹が並ぶエリアの歩き方

上海の旧フランス租界(衡山路・武康路エリア)は現在もカフェや洋館が集まる人気エリアです。エリアの特徴、おすすめの歩き方、日本人在住者にとっての魅力を解説します。

2026-07-11
中国上海フランス租界旧市街散歩

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上海の衡山路から武康路にかけて歩くと、背の高いプラタナスの街路樹が続き、石造りの洋館が並んでいる。ここは旧フランス租界(法租界)のエリアで、1840年代から1943年まで続いたフランスの租界地の名残が今も残っている。

租界の歴史と現在

上海の租界制度は、アヘン戦争後の1842年の南京条約以降に始まった。列強が上海の特定地区を「租借」して独自の行政・法律・生活空間を構築した。フランス租界はその一つで、広大なエリアにフランス風の建築・公園・学校が整備された。

租界は1943年に廃止されたが、建築物は現在も多く残っている。武康大楼(ブダペスト大楼)という1924年建築の円弧形の建物は現在もSNS映えスポットとして人気がある。

現在のエリアの雰囲気

衡山路・武康路周辺は、洋館を改装したカフェやレストランが並ぶお洒落なエリアとして知られる。服飾・インテリアのデザイン系ブランドの店も多く、上海在住の外国人やクリエイティブ系の中国人に人気がある。

コーヒー1杯CNY 30〜50(約660〜1,100円)のカフェが多いが、雰囲気と建物の美しさが価格に見合うという評価が多い。

日本との歴史的接点

租界時代の上海には多数の日本人が居住していた。旧日本租界は北四川路(現在の四川北路周辺)に集中していた。魯迅公園周辺には魯迅が滞在していた旧居があり、日本人との交流の記録も残っている。

映画やドラマの舞台としてもこのエリアは頻繁に登場し、上海の近代史に興味がある人にとっては歩くだけで歴史を感じる場所だ。

歩き方のコツ

衡山路地下鉄駅から武康路、安福路を通って復興西路へと歩くルートは1〜2時間で回れる。昼間より夕方以降の方がカフェが開いており、人通りも多くて活気がある。

土日は観光客が多くなるため、平日の午前中が最も静かに街を楽しめる時間帯だ。散歩しながら気に入ったカフェに入り、本を読む——という過ごし方は、上海在住者の週末の定番のひとつだ。

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