祝日が州によって違う——ドイツ16州の祝日カレンダーの混乱
ドイツは16の州(Bundesland)があり、祝日は全国共通のものと州独自のものに分かれています。引越し先の州で働くと想像より祝日が変わる場合があります。
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「今日は祝日じゃなかったの?」
ドイツに引越してきたばかりの人が戸惑う場面のひとつだ。前の住所(州)では休みだったのに、新しい州では普通の平日、ということが起こる。
連邦共通祝日と州独自祝日
ドイツには全16州共通の祝日が9日間ある。元日(Neujahr)、復活祭(Karfreitag・Ostermontag)、メーデー(Tag der Arbeit)、クリスマス(1・2日目)などがこれにあたる。
これに加えて、各州が独自の祝日を持っている。例えば:
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万聖節(Allerheiligen)11月1日:バイエルン、バーデン=ヴュルテンベルク、ノルトライン=ヴェストファーレンなど主にカトリック地域の州で祝日。ベルリンやハンブルクでは平日だ。
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聖体祭(Fronleichnam):カトリック州のみ祝日
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宗教改革記念日(Reformationstag)10月31日:旧東ドイツ州や北部の主にプロテスタント州で祝日
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子どもの日(Weltkindertag)9月20日:テューリンゲン州のみ
宗教的・歴史的な背景が祝日の分布に反映されていて、南部カトリック地域(バイエルン)と北部プロテスタント地域(ハンブルク、ベルリン)で祝日の数が変わる。
実際の祝日日数の差
バイエルン州は全国で最も多くの祝日を持つ州のひとつで、年間13日程度の祝日がある(年によって変動)。ベルリンは9〜10日程度。同じドイツでも数日の差があり得る。
転職・転居時には新しい職場・居住州の祝日カレンダーを確認するのが必須だ。
Brückentag(橋の日)という文化
祝日が木曜や火曜に当たると、金曜または月曜も有給休暇を取って4連休にする「Brückentag(ブリュッケンターク:橋の日)」という文化がある。
職場によっては会社全体でBrückentagを有給休暇として設定することもある。旅行や帰省のタイミングとして、このBrückentagは非常に重要で、交通は混雑しがちだ。
Feiertagの過ごし方
ドイツの祝日は「静かに過ごす」という文化がある。日曜と同様、大きな商業施設は閉まる。特にクリスマスや聖体祭の日に「スーパーが閉まっている」と気づいて困る在住者は多い。前日に食料を確保しておくのが賢明だ。