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ドイツのスーパーで一番安いのはLidlでもAldiでもない——ドイツ食料品店の価格構造

ドイツには価格帯の異なるスーパーマーケットチェーンが共存している。Aldi、Lidl、Rewe、Edeka、Kauflandの違いと、在独日本人が賢く食費を管理するための選び方を解説する。

2026-07-05
食費スーパー節約

この記事の日本円換算は、1EUR≒163円で計算しています(2026年5月時点)。為替は変動するので、現地通貨の金額を基準にしてください。

ドイツのスーパーマーケットは「ディスカウンター(Discounter)」と「スーパーマーケット(Supermarkt)」に大きく分けられる。

ディスカウンターはAldi(アルディ)、Lidl(リドル)、Penny、Normaなど。品揃えは絞られるが価格が安い。スーパーマーケットはEdeka(エデカ)、Rewe(レヴェ)、Real、Kaufland(カウフランド)など。品揃えが豊富で価格はやや高め。

「一番安い店」はAldi Süd/NordかLidlが多いとされているが、商品によって異なる。実はLebensmittelhandel(食品流通)の競合は激しく、各社の特売品(Angebote)を組み合わせると全体の食費を下げられる。

ドイツの食料品価格の現実

ドイツの食料品価格はかつて「欧州最安値クラス」として知られていた。2022年以降のインフレで価格は上昇したが、それでも英国や北欧と比べると安い傾向がある。

牛乳1リットル:€0.8〜€1.3(約130円〜212円)程度 卵10個:€2〜€4(約326円〜652円)程度 食パン(750g程度):€1.5〜€3(約245円〜489円)程度

日本と比較すると、パン・乳製品は安く、魚・米・アジア系調味料は高いという傾向がある。

アジア食材の調達先

在独日本人が日本食を作るために必要な食材(醤油、みそ、だし、米、豆腐等)はアジア系スーパーで入手できる。

フランクフルト、デュッセルドルフ、ベルリン、ミュンヘンなどの大都市にはアジア食材店・日本食材店がある。デュッセルドルフは在独日本人コミュニティが特に集中しており、日本食材の入手が容易な都市として知られている。

通販(Amazon.deでも日本食材を扱う業者がいる)や冷凍食品の活用も選択肢だ。

Eigenmarke(プライベートブランド)という選択

ドイツのスーパーはプライベートブランド(Eigenmarke)が充実している。名称はスーパーによって異なる(EdekaのGUT&GÜNSTIG等)。

価格はメーカーブランドの50〜70%程度のことが多く、品質はStiWa等のテストでブランド品と遜色ないと評価されるものも多い。「どうせ料理に使うから」という食材はプライベートブランドで十分という判断が合理的な場面が多い。

「日曜閉店」との戦い

ドイツのスーパーは日曜日に閉まる(Ladenschlussgesetz、閉店法の規制)。土曜日の夕方はスーパーが混雑し、「日曜分も買わなければ」という購買行動が起きる。

在独日本人の生活サイクルに慣れるポイントの一つが「日曜はスーパーが開いていない」という前提に慣れることだ。

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