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マヨルカ島——地中海最大のリゾート島と在住外国人コミュニティ

マヨルカ(マジョルカ)はバレアレス諸島の主島で、欧州屈指のリゾート地だ。リタイア移住者・デジタルノマド・長期在住者が混在するこの島の生活実態を紹介する。

2026-04-29
マヨルカ生活移住リゾート

この記事の日本円換算は、1EUR≒160円で計算しています(2026年4月時点)。

マヨルカ(Mallorca)はスペイン語の正式名称。人口約90万人のバレアレス諸島最大の島で、面積は約3,640平方km(四国の約20分の1程度)。年間観光客は約1,400〜1,500万人が訪れる欧州有数のリゾート地だ。

在住外国人の構成

マヨルカには欧州各国からの移住者が多く、特にドイツ人・英国人・スウェーデン人が長期居住者として目立つ。ドイツ人はカルビア周辺に「ドイツ村」と呼ばれるほどの密集地を形成している。

日本人コミュニティは小さいが、ゼロではない。料理・アート・DIYなどの分野で在住者が独自のネットワークを持っているケースがある。

生活コスト

7〜8月の観光ピーク時と比べて、オフシーズン(10〜5月)は物価・混雑が落ち着く。在住者は基本的にオフシーズンを「本来の生活」として過ごしている。

  • 1LDK賃貸(パルマ市内):€800〜1,400/月(約128,000〜224,000円)
  • 1LDK賃貸(観光地近く・南部):€1,000〜2,000/月(約160,000〜320,000円)
  • バルのランチ:€12〜18(約1,920〜2,880円)

観光業の島であるため、オフシーズンには閉まる店・レストランが多い。11〜3月はローカルな生活感が強まる一方、一部サービスが使えなくなることがある。

観光化への反発

2022〜2024年に「ツーリスト帰れ(Tourists go home)」のデモがマヨルカでも行われた。住宅不足・環境負荷・インフラ過負荷が住民の不満の背景にある。バレアレス州政府は観光税(エコタサ)の引き上げや、Airbnb等の短期賃貸ライセンス制限を強化している。

島に住む選択

マヨルカに定住する在住外国人の多くは「冬が快適」「自然が豊か」「バルセロナよりコスタが低い」という理由を挙げる。島特有の「閉鎖感」を感じる人もいるが、それを「落ち着き」と捉える人も多い。マドリード・バルセロナとは1〜1.5時間のフライトで行き来できる。

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