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スペインのペット文化——犬連れOKのレストランと公共空間

スペインは犬に優しい国として知られる。多くのバル・レストランが犬を許可し、都市のペット飼育率も高い。在住外国人がペットを連れてくる場合の実用情報も整理する。

2026-04-26
生活ペット文化スペイン

この記事の日本円換算は、1EUR≒160円で計算しています(2026年4月時点)。

スペインのバルのテラス席に座ると、隣のテーブルに犬がいることが珍しくない。テラス席では犬の同伴を受け入れる店が多く、都市の公共空間でも犬を連れた人が普通に歩いている。日本の「ペット禁止」文化に慣れていると、最初は驚く。

スペインのペット飼育の現状

スペインペット産業協会(ANFAAC)のデータによれば、スペインの家庭の約40%以上がペットを飼っており、犬の飼育数は約900万〜1,000万頭と推計されている。近年は猫も急増している。

公共空間での犬の扱い

テラス席(テラサ):法律上は各店の判断に委ねられているが、実際には多くのバル・カフェのテラス席が犬を許可している。店内(インテリア)は食品衛生上の理由で禁止が多い。

公共交通:マドリードのメトロは小型犬(キャリーバッグ収納)は可。大型犬は基本的に不可(盲導犬等は例外)。バスも同様。

公園:ドッグランが都市公園内に設置されていることが多い。ノーリードエリアが指定されている場合とそうでない場合がある。糞の始末は法律で義務付けられており、違反すると罰金(€300〜1,000程度の地域もある)が課される。

海外からペットを連れて来る場合

日本からスペインに犬・猫を連れてくる場合(EU入域):

  • マイクロチップ(ISO 11784/11785準拠)
  • 狂犬病ワクチン接種(3ヶ月以上前)
  • EUの動物衛生証明書(スペイン農林水産省規定書式)
  • 日本→スペインの直行便利用が推奨(乗り継ぎで規制が異なる場合がある)

手続きは動物病院と輸送会社に早めに相談するのが現実的だ。費用は輸送・書類・健康診断で€500〜2,000(約80,000〜320,000円)の幅がある。

賃貸物件とペット

スペインの賃貸物件はペット可・不可の表示が曖昧なことがある。大家に事前確認を取り、ペット可の場合はその旨を契約書に明記してもらうのが安全だ。ペット可物件は少し賃料が高い場合もあるが、交渉次第で受け入れてもらえることもある。

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