スペインのコレオス(郵便局)活用術:荷物の送り方と在住者の裏技
スペインの国営郵便コレオスは「遅い・窓口が混む」と評判が悪いが、使い方を知れば十分機能する。荷物の送受取、日本への国際便、代替宅配サービスとの比較を解説する。
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スペインのコレオス(Correos)に初めて並んだとき、40分待って「窓口が閉まった」という経験をした在住者は珍しくない。
でも、これはコレオスの問題だけでなく、使い方の問題でもある。
コレオスの基本
コレオスはスペインの国営郵便で、手紙・小包・国際便に対応している。日本でいう日本郵便に相当するが、民営化されておらず、配達スピードや窓口対応には在住者から厳しい評価も多い。
ただし、「correos.es」のウェブサイトから事前に送り状を印刷したり、集荷依頼をしたりすることで、窓口の待ち時間を大幅に短縮できる。窓口での受付を事前予約(cita previa)できる局も多い。
荷物の受け取り問題
スペインではオンライン購入が増えているが、配達時に不在の場合の対応が問題になりやすい。コレオスの不在票は「2回目の配達日時を指定できる」か「近くのコレオス局で受け取る」かを選べる。
受け取りは「Correos Express」の宅配ロッカー(taquilla)が設置されている場所を使う方法もある。公共施設やショッピングセンターに設置されているケースが増えている。
日本への荷物の送り方
日本への国際便は以下の選択肢がある:
- コレオス国際便: 重量制限内であれば比較的安価だが、配達に2〜4週間かかることがある
- DHL / FedEx / UPS: 5〜7日で届くが料金は高め。4〜5kg程度で100EUR前後になることも
- Amazon スペイン経由の自宅配送: 日本の家族へのプレゼントなどは、直接日本Amazonで購入する方が合理的なケースも
コレオスの使えるサービス
意外と便利なのが「リスタ・デ・コレオス(Lista de Correos)」というサービスで、住所が確定していない時期に郵便局留めで荷物を受け取れる。スペインに着いたばかりでアパートが決まっていない場合に活用できる。
また、コレオスは公式書類の送付にも使われる。NIEや在留証明の発送にコレオス書留が使われることも多い。
遅くてもコレオスは使わざるを得ない場面は必ずある。「急ぎでなければコレオス、急ぐならプライベート宅配」という使い分けが、在住者の現実的な対応策だ。