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スペイン在住の子どもたちの夏:インター校・補習校・一時帰国の現実

スペインに子連れで赴任・移住している家庭が直面する夏の選択肢。インター校とスペイン公立校の違い、日本語補習校の存在、3ヶ月の夏休みをどう過ごすかを解説する。

2026-07-26
教育子育て駐在

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スペインで子育てをしている日本人が夏に直面する問題は「3ヶ月の空白」だ。

学校は6月中旬から9月中旬まで休み。学童はない。預ける先をすべて自分で手配しなければならない。

インター校の夏

マドリードやバルセロナの日系企業駐在員家族が多く通うインターナショナルスクールは、夏季サマープログラムを提供する場合がある。授業は英語または多言語で行われ、スポーツ・アート・STEM活動などが中心だ。費用は週単位で200〜500EUR程度(推定)になることが多い。

インター校のサマープログラムは6月下旬〜8月中旬が中心で、全期間をカバーするわけではない。

日本語補習校との関係

スペインには日本語補習授業校が存在する(マドリード・バルセロナ)。週末に日本のカリキュラムに沿った授業を行い、帰国後の学校復帰を念頭においた教育を提供している。夏休みは補習校も休みになるため、日本の課題を自主的に進める必要がある。

一時帰国という選択

3ヶ月の夏休みを活用して日本の祖父母のもとに子どもを送り出す、または家族全員で一時帰国するケースは多い。日本での夏は従兄弟との交流・日本語の実地練習・文化体験の機会になる。

コストは航空券が主な支出で、繁忙期のスペイン〜日本の往復は大人1人で15〜20万円以上になることがある。ただし「日本語を維持する」「日本の家族との関係を保つ」という点での価値を考えると、多くの家庭が毎年の選択として続けている。

子どものスペイン語適応

スペインの公立小学校に通う子どもは、驚くほど早くスペイン語を習得する。就学前〜小学校低学年であれば1年以内に流暢に近いレベルに達することも珍しくない。これはインター校で英語だけの環境にいる場合より、地元校でスペイン語に浸る方が言語習得は速い。

ただし親がスペイン語で学校のやり取り(連絡帳・保護者会)に対応できる準備が必要で、そこが悩ましい部分でもある。

子どもの夏は親の段取り次第で豊かにも貧しくもなる。早め早めの計画が、3ヶ月を充実させる唯一の方法だ。

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