スペインの日本食レストランの実態:本物はどこにあるか
スペインには多数の「日本食レストラン」があるが、その多くは中国・韓国系経営の折衷料理だ。在住者が本物の日本食を探す方法と、主要都市のおすすめエリアを解説する。
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スペインで「Restaurante Japonés」の看板を見つけたからといって、日本人が満足できる料理が出てくるとは限らない。
スペインの日本食事情の実態
スペインでは日本食ブームが続いており、日本食レストランの数は増えている。しかしその大半は日本人が経営しているわけではなく、中国・韓国・ペルー系の経営者による「日本風」料理が多い。寿司はアボカドとクリームチーズが標準で入り、ラーメンは豚骨よりも和風スープの薄いものが出てきたりする。
これが悪いわけではなく、「スペイン人向けの日本食」として現地化された料理として楽しめる。ただ、「日本を懐かしみたい」「本格的なものを食べたい」という目的には合わないことが多い。
本物に近い日本食を探す方法
- 日本人コミュニティの口コミ: マドリード・バルセロナには日本人在住者コミュニティがあり、FacebookグループやLineグループで「おすすめの日本食レストラン」情報が回っている
- 日本人シェフ経営の店を探す: Googleマップのレビューに「日本人シェフ」「本物のラーメン」などのキーワードが含まれているか確認する
- 百貨店内の日本食レストラン: エル・コルテ・イングレスのフードホール内に日本食コーナーがある場合がある
主要都市の日本食事情
マドリード: 日本人が経営する本格的な店がいくつかあり、ラーメン・焼鳥・和食の選択肢が揃っている。ソル周辺やチャンベリ地区に集まる傾向がある。
バルセロナ: グラシア・エシャンプルエリアに日本食の選択肢が多い。日本人コミュニティも大きく、本格的な和食に近い店を見つけやすい。
バレンシア・マラガ: 数は少ないが、在住日本人が紹介する「当たりの店」は存在する。SNSや口コミを頼りに探すのが現実的だ。
日本食材を自分で調理する
「外食で本物の日本食を食べるより、自分で作った方が確実」というのが多くの在住者の結論だ。醤油・みりん・だし・米はアジアスーパーや一部のメルカドーナで手に入る。今や「海外で日本食を作る」のはハードルが下がっており、スペインでも十分に可能だ。
スペインの日本食シーンは進化中だ。年々質が上がっており、本格的な店が増えている。食べ歩きの目線でいくつか試してみると、意外な発見があるかもしれない。