スペインのスーパーマーケット完全比較:メルカドーナが一強な理由
スペインのスーパーにはメルカドーナ、カルフール、ディア、コンスムなど複数チェーンがある。在住者の間でメルカドーナ支持が圧倒的な理由と、チェーンごとの使い分けを解説する。
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スペインに来てまず驚くのが、メルカドーナの多さだ。
バレンシア発のスーパーチェーン「メルカドーナ(Mercadona)」は、スペイン国内にほぼ全国展開しており、在住者の間では「何でもここで買える」という絶大な信頼を持つ。日本でいうイオンに近い存在感だが、品質と価格のバランスという点ではより高い評価を受けている。
メルカドーナが強い理由
メルカドーナの最大の特徴は、プライベートブランド(PB)の品質の高さだ。「ハケ」「デリシア」などのPBラインは、ナショナルブランドより2〜4割安いが、品質が悪いとは感じさせない。生鮮食品のセクションも充実しており、魚・肉・野菜が一通り揃う。
従業員満足度が高い企業文化でも知られており、スタッフの接客が比較的丁寧なことも評判につながっている。
他チェーンとの使い分け
- カルフール(Carrefour): 大型店が多く、品揃えが豊富。アジア系食材や輸入品はメルカドーナより充実していることがある。日本食材探しならカルフールの方が期待できる場合も
- ディア(Dia): 価格最安値を狙うなら選択肢。ただし品揃えは限られる
- コンスム(Consum): バレンシア・カタルーニャ・アンダルシアに展開する地域密着型。鮮魚の品質が良いと評判
- アルカンポ(Alcampo): フランス系アシャンの傘下。大型店で一度の買い物で全て揃えたい場合に便利
- エル・コルテ・イングレス食品館: 高品質・高価格。特別なものを買うとき向け
日本食材の探し方
スペインの主要都市には「アジアスーパー(Supermercado Asiático)」が存在する。マドリードのラバピエス地区、バルセロナのバルセロネータ周辺などに集中しており、醤油・味噌・だし・米などが手に入る。価格は日本の2〜3倍程度を覚悟しておきたい。
豆腐は一部のメルカドーナでも扱っているが、質は本格的ではない。アジアスーパーか有機食品店(ティエンダ・エコ)の方が選択肢は広い。
日々の買い物を充実させると、スペイン生活の満足度はぐっと上がる。最初の1ヶ月は複数のスーパーを試して、自分の生活スタイルに合う使い分けを見つける時間として使うと良い。