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パリで一人暮らしは「贅沢」——コロカシオン(シェアハウス)が標準的な住まい方である理由

パリの家賃は高く、学生・若手社会人の多くはコロカシオン(colocation=シェアハウス)を選ぶ。在住外国人も活用できるシェアハウスの探し方と、フランス式ルームシェアの文化的ルールを解説する。

2026-07-09
シェアハウスコロカシオン住宅パリ家賃

この記事の日本円換算は、1EUR≒163円で計算しています(2026年5月時点)。為替は変動するので、現地通貨の金額を基準にしてください。

パリで1ベッドルームのアパルトマンを1人で借りると、月1,200〜1,800EUR(約19万5,600〜29万3,400円)以上が一般的だ(エリア・築年数によって大きく変わる)。フランス語でいう「コロカシオン(colocation)」——つまり複数人でアパルトマンをシェアする住まい方は、高い家賃への現実的な対応として広く普及している。

コロカシオンとは

コロカシオンは、一つのアパルトマンを複数のコロカタール(roommates)でシェアする生活スタイルだ。個室は各自が持ち、キッチン・リビング・バス・トイレを共用するのが基本形だ。

学生時代から始まり、30代前後まで続けるケースも珍しくない。「一人暮らしはできるが、コロカシオンのほうがコストと孤独感の両方の解決になる」という理由で続ける若者も多い。

物件の探し方

PAP.fr(De Particulier à Particulier): 個人間の賃貸掲載が多い。仲介手数料なし。

SeLoger.com: 大手不動産ポータル。賃貸・売買ともに掲載が多い。

Appartager.fr・Roomlala.fr: コロカシオン専門のマッチングサービス。ルーム募集・ルームメイト募集の双方が掲載されている。

Leboncoin.fr: フランスのジモティー的存在。個人掲載が多く、コロカシオン物件も出る。

外国人が直面する問題:保証人

フランスのアパルトマン入居には通常、「保証人(garant)」が求められる。フランス国内に住むフランス人の保証人が好まれる。外国人移住者はこの壁にぶつかることが多い。

対策として、「ヴィジール(Visale)」という政府支援の保証制度がある。30歳以下または特定の条件を満たす人が利用できる無料の保証サービスで、個人の保証人なしで入居できる可能性が高まる。

在住外国人のシェアハウス事情

パリには国際的なシェアハウスコミュニティがあり、留学生・ワーホリ・移民が混在する物件も多い。英語のやり取りができる環境を探すなら「coliving」をキーワードに検索すると、国際的な入居者向けのサービスが見つかる。

コロカシオンは家賃削減だけでなく、フランス語の練習・友人づくりの機会にもなる。フランス人ルームメイトがいると、日常の語彙・習慣・文化が自然に入ってくる。

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