フランスのスーパーマーケットは日曜日が「ほぼ休業日」——在住者が買い物習慣を変える理由
フランスのスーパーマーケットは日曜日に閉まる店が多く、土曜夜に「月曜の朝食まで」を考えた買い物が必要になる。在住者の買い物の習慣とスーパーの種類・使い分けを解説する。
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フランスに来て最初の日曜日に食料品を買おうとして、スーパーのシャッターが閉まっているのを発見するのは在住者あるあるだ。日本では当然のようにコンビニ・スーパーが7日24時間開いているが、フランスでは「日曜日の小売業は原則休業」という慣行が続いている。
日曜日の店舗事情
フランスの労働法では、小売業の日曜営業は従業員の同意と追加賃金(割増料金)が必要だ。大型スーパー(Carrefour、Auchan、Leclerc等)の多くは日曜を休業か短縮営業にしている。
例外として、観光地(パリのシャンゼリゼ周辺、有名観光エリア)や一部のゾーン(PUCE観光区域等)では日曜営業が許可されている。
スーパーの種類と特徴
カルフール(Carrefour): フランス最大の小売チェーン。大型ハイパーマーケットから小型のCarrefour Cityまで規模が様々。
Leclerc(ルクレール): 価格が低めの会員制的なスーパー。精肉・鮮魚コーナーが充実しているとされる。
Monoprix(モノプリ): 都市部に多い中規模スーパーで、品質が高め。衣料品・コスメも置いている。Paris駅近くや地下鉄駅近くに多い。
Picard(ピカール): 冷凍食品専門チェーン。在住日本人にも人気があり、料理の時短に使えるクオリティの高い冷凍食品が揃う。
アラブ系ミニマーケットの活用
日曜や深夜に開いているのは、北アフリカ系移民が経営するミニマーケット(Arab shop)だ。法律の適用が大型店とは異なるため、多くが日曜・深夜も営業している。品揃えは限られるが、パン・牛乳・卵・缶詰などの緊急調達には役立つ。
在住者の買い物習慣
「土曜日に1週間分の食料をまとめ買いする」という習慣が必要になる。夏のヴァカンス期間中は「閉店中」の表示を出したままになる店も多く、店舗の営業状況は事前に確認したほうがいい。
アプリ(Intermarché公式アプリ、Too Good To Go等)でセール品・余剰食品を安く購入する節約スタイルも在住者の間で広まっている。