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安全・防犯

パリのスリは「子ども集団」と「ペチション詐欺」——在住者が教える具体的な手口と対策

パリはヨーロッパでも特にスリが多い観光地とされている。在住者が実際に遭遇した手口と、観光エリアで身を守るための具体的な対策を解説する。

2026-07-14
防犯スリパリ安全観光

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パリで最初の観光客の財布を狙う手口は進化している。「何かに気を取られている間に盗む」という基本は変わらないが、手口のバリエーションを知っていると被害確率が下がる。

代表的な手口

ペチション詐欺(pétition): 若い女性や子どもが「署名してください」とボードを持って近づいてくる。署名に気を取られているうちに仲間が財布を抜く。「Non merci(ノン・メルシー)」と言って立ち去るのが唯一の対応だ。

「ゴールドリング」詐欺: 地面に金の指輪が落ちている。拾って「あなたのものではありませんか?」と言い、「幸運を呼ぶのでどうぞ」と渡そうとしてお金を要求してくる。

子ども集団: 10〜15歳程度の子ども集団に囲まれ、一人が話しかけている間に別の子が手を伸ばす。シャンゼリゼ・エッフェル塔周辺・メトロ構内で発生する。

地下鉄ドア詐欺: 地下鉄のドアが閉まる直前に財布を掴んで外に出る。ドアが閉まるので追いかけられない。

被害に遭いやすい場所

エッフェル塔周辺、ルーヴル美術館、ノートルダム大聖堂周辺、シャンゼリゼ通り、オペラ地区、モンマルトル——観光客が多い場所はスリの密度も高い。

地下鉄では1番線・2番線・13番線が特に言及されることが多い。

実用的な対策

  • 貴重品は前抱えのバッグに: 後ろのリュックのポケットは狙われやすい
  • スマートフォンは使用後すぐにしまう: 使いながら歩くのは危険
  • 地図を確認するときは建物の内側に入る: 迷子状態は狙われやすい
  • 集団に囲まれたら即座に立ち去る: 話に付き合わない
  • カードを複数に分けて持つ: 全部盗まれないようにする

被害にあったら

すぐに最寄りの警察署(Commissariat)で被害届(plainte)を出す。クレジットカードは発行元に電話して即座に止める。パリには日本語対応の緊急連絡先がある場合もあり、日本大使館(01-48-88-62-00)に連絡することも選択肢だ。

スリ被害に遭うとショックだが、パリはスリが多いという事前認識があれば予防できる部分は多い。楽しむためにこそ、リスク管理を先にしておく価値がある。

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