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ナショナル・インシュアランス番号の取り方——英国で働く前の最初の関門

英国で働くには国民保険番号(NINo)が必要。申請方法、必要書類、取得までの流れを在英で働く人向けに整理する。制度は変更され得るので最新情報の確認を。

2026-08-25
国民保険番号就労行政手続き在英生活

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英国で仕事を始めようとすると、ほぼ最初にぶつかるのが「ナショナル・インシュアランス番号(National Insurance Number、通称NINo)」だ。これは、税金や社会保険を管理するために一人ひとりに割り当てられる番号で、日本のマイナンバーに少し似た位置づけにある。これがないと、正しく就労し、税や社会保険料を納める手続きが滞りやすい。

英国で働く以上、避けて通れないこの番号。取得の流れを知っておくと、渡英後の出だしがスムーズになる。

NINoとは何のための番号か

ナショナル・インシュアランス番号は、個人の納税記録や社会保険料の支払い記録を紐づけるための識別番号だ。働いて給料を受け取ると、所得税と国民保険料が天引きされる。その記録がこの番号に蓄積され、将来の年金などの受給資格にも関わってくる。

つまり、英国で正規に働き、社会保障の仕組みに参加するための入口がこの番号だ。番号がなくても就労を始められる場合はあるが、早めに取得しておくほうが、税の処理などで余計な手間を避けられる。

申請の基本的な流れ

NINoの申請は、通常オンラインで行う。申請には、本人確認のための書類——パスポートや、英国での滞在資格を示すもの——が必要になる。申請後、本人確認の手続きを経て、問題がなければ番号が郵送などで通知される。

取得までにかかる期間は状況によって変わる。混雑する時期にはやや時間がかかることもあるため、就労開始が決まったら早めに動くのが賢明だ。なお、申請の方法や必要書類、所要期間は制度改正によって変更され得るので、申請前には政府の公式情報で最新の手続きを確認することが欠かせない。

ビザとの関係

滞在資格の種類によっては、ビザの発給時にすでにNINoが割り当てられているケースもある。その場合、改めて申請する必要はない。自分のビザ関連の書類に番号が記載されていないか、まず確認してみるとよい。

就労を伴う滞在資格を持っているかどうかは、そもそもNINoを取得して働けるかの前提になる。自分の滞在資格で就労が認められているかを正しく理解しておくことが、すべての手続きの土台だ。

在英日本人が気をつけること

NINoは一度取得すれば生涯同じ番号を使い続ける。引っ越しても、転職しても変わらない。だから、通知された番号は大切に記録・保管しておきたい。雇用主に提出を求められる場面が必ず来る。

番号が手元にないまま働き始めると、本来より多く税が引かれてしまうことがある。後で還付を受けられる場合もあるが、手続きが煩雑になりがちだ。だからこそ、就労が決まったらまず番号の有無を確認し、なければ早めに申請する。英国で働く生活は、この番号を手に入れるところから本格的に動き出す。手続きの詳細は変わり得るため、必ず最新の公式案内をあわせて確認しておくと安心だ。

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