教育
イギリスの大学留学:学費・生活費・卒業後ビザの現実
UK大学留学の学費水準・生活費・Graduate Routeビザによる就労機会。日本人留学生が知っておくべき費用とキャリアパスを解説。
2026-04-12
大学留学学費Graduate Route奨学金キャリア
この記事の日本円換算は、1GBP≒190円で計算しています(2026年4月時点)。
オックスフォード・ケンブリッジ・LSE・UCL——英国の大学名は「ブランド」として機能する。世界大学ランキングの上位にUK校が複数入り、英語で高等教育を受けられる環境として日本人の選択肢になってきた。ただし費用は日本の大学と比べ桁が違う。
学費の水準
UK大学の留学生(international student)向け学費:
- 学部(Undergraduate):年間£15,000〜£35,000(285万〜665万円)が多い。医学・MBAはさらに高い
- 大学院(Postgraduate Master's):年間£18,000〜£40,000(342万〜760万円)
- 有名校(オックスフォード・ケンブリッジ・インペリアル等):上記の上限に近い
日本の国公立大学学費(年間約54万円)と比較すると、10〜15倍の差がある。1年間のプログラムで完了するMaster'sコースはコスト効率が相対的に良い。
生活費の目安
ロンドンの学生生活:
- 家賃(学生寮・シェア):月£800〜£1,500(152,000〜285,000円)
- 食費:月£200〜£400(38,000〜76,000円)
- 交通費:月£50〜£100(9,500〜19,000円)
- 合計:月£1,100〜£2,000(209,000〜380,000円)
年間の生活費として£13,000〜£24,000(247万〜456万円)程度が現実的な目安だ。
Graduate Routeビザ
2021年に導入されたGraduate Routeビザは、UK大学卒業後に2年間(博士号は3年間)在英就労できる制度だ。これにより「卒業後すぐ本国に帰る」ではなく、「UKで就職経験を積む」選択肢が生まれた。
Graduate RouteからSkilled Worker Visaへの切り替えが「学位取得→UK就職→長期在英」のルートとして認識されている。
奨学金の選択肢
- チーバニング奨学金(Chevening Scholarship):英国政府が提供する1年間の大学院留学奨学金。日本人も対象
- 大学独自の奨学金:各大学が提供する学業優秀者向け奨学金
- JASSO(日本学生支援機構):海外留学支援奨学金の一部がUK大学院留学に適用される場合がある
「UKに学費無料で行ける方法を探している」という質問は在英コミュニティでよく見かけるが、フルスカラシップは競争が激しく、現実的には半額補助程度が多い。費用の一部は自己調達が前提になる。
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