Kaigaijin
海外在住日本人のメディア
旅行・おでかけ

香港からの週末脱出——マカオ・深セン・近場の旅先

香港在住者が週末に訪れる近隣の旅先を解説。フェリーで1時間のマカオ、高速鉄道で30分の深セン、香港内の離島まで、距離感と費用感を含めて紹介する。

2026-04-25
マカオ深セン週末旅行旅行フェリー

この記事の日本円換算は、1HKD≒20円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(HKD)の金額を基準にしてください。

香港は小さい。

九龍・香港島の市街地だけなら、端から端まで電車で1時間もかからない。週末、どこかに「出かけた感」が欲しいとき、在住者はどこへ行くか。

マカオ——フェリーで1時間

香港からマカオへのフェリーは、香港島のマカオフェリーターミナル(港澳碼頭)または九龍からアウタポートで出発できる。

所要時間は約55〜70分、料金はHKD 170〜220(3,400〜4,400円)程度(エコノミー片道)。朝のフェリーで行って夜に戻る日帰りも可能だが、1泊する方がゆっくりできる。

マカオはカジノだけではない。ポルトガル統治の歴史が残る旧市街(コタイ地区周辺)はユネスコ世界遺産に登録されており、エッグタルトを食べながら石畳を歩く体験は香港とは別の時間の流れがある。

食事は海鮮料理・ポルトガル料理・点心と幅広く、香港よりも全体的に安い。1食HKD 100〜200(2,000〜4,000円)でかなりいいものが食べられる。

深セン——高速鉄道で30分

香港西九龍駅から中国高速鉄道(高鐵)で深セン福田駅まで約17分。香港側の駅で出入国手続きを済ませて深センに入れる。

在住外国人の多くは中国ビザを保有しており(日本人は短期滞在ビザが必要)、深センへの移動はそこまで難しくない。

深センの魅力は価格だ。マッサージ、食事、衣料品の価格は香港の半分以下になることが多い。電気街(華強北周辺)では電子部品・ガジェットが香港よりさらに安く揃う。深センでの週末マッサージ(1時間RMB 80〜120程度)は在住者の定番だ。

なお、中国の入国にはパスポートと中国ビザが必要。事前準備をしておくこと。

香港内の離島

香港市内にいながら「遠くに来た感」を出したいなら、離島が選択肢になる。

ランタオ島(Lantau): MTRとフェリーで行け、ビッグブッダ(天壇大仏)や昔ながらの漁村・大澳(Tai O)が観光の定番。半日〜1日コース。

南Y島(Lamma Island): 中環フェリーターミナルから約30分、車のない島で海沿いのシーフードレストランが多い。ハイキングコースも整備されている。

長洲島(Cheung Chau): 中環から約35分、仏誕節のバン祭りで有名な島。小さな島を歩いて一周できる。

離島フェリーの往復はHKD 50〜100(1,000〜2,000円)程度。週末の気分転換として在住者に愛用されている。

選択肢の豊かさ

香港の地理的な位置は、週末旅行の選択肢を極めて広くしている。フライトを使えば台湾・東京・バンコク・ソウルどこにでも2〜4時間圏内だ。「気軽に旅に出られる」という感覚は、香港在住の魅力のひとつと多くの在住者が言う。

コメント

読み込み中...