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生活・気候

香港の気候|湿度・台風・冬の寒さ、日本人が驚く季節感

香港の気候を季節ごとに解説。湿度・台風シーズン・意外に寒い冬・黄砂など、日本人が戸惑いやすい気候の特徴と対策をまとめました。

2026-04-12
気候台風湿度季節香港

この記事の日本円換算は、1HKD≒19.5円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(HKD)の金額を基準にしてください。

「香港は一年中暑い」と思って移住すると、最初の冬に驚きます。1月の香港は気温10〜14℃まで下がり、湿度が高いため体感温度はさらに低い。日本の東北並みの服が必要になる日もあります。香港の気候は「亜熱帯」という一言では語れません。

月別気候の概要

平均気温特徴
1〜2月14〜18℃最も寒い時期。冷たい北風が吹く。霧が多い
3〜4月18〜24℃春霞・霧雨が続く「濕濕哋(湿湿地)」の季節
5〜6月26〜30℃梅雨・大雨シーズン開始。台風シーズン始まり
7〜9月28〜33℃最も暑く台風が多い。猛烈な湿気
10〜11月22〜27℃最も過ごしやすい「秋晴れ」シーズン
12月16〜22℃乾燥し始め、過ごしやすい

(気温はHong Kong Observatory発表の平均値を参照)

春:「濕濕哋」の憂鬱

3〜4月は香港人が最も嫌う季節かもしれません。「濕濕哋(サップサップデイ)」という言葉があるほど、この時期の湿気は独特です。室内の壁・床・鉄製品が結露し、洗濯物が乾かず、カビが発生しやすくなります。

除湿機は香港家庭の必需品。日本から移住する際に持ち込む人も多いです。

夏:台風と猛暑

台風シーズンは5月〜11月で、ピークは8〜9月です。台風シグナルのシステムは別記事で詳しく解説していますが、シグナル8以上で公共交通が停止し、在宅勤務・休校になります。

真夏の体感温度は38〜40℃以上になることもあります。ただし、香港のオフィスや商業施設のエアコンは効きすぎるくらい強い。長袖カーディガンを常備しないと、室内で寒さを感じることになります。

冬:暖房がない家が多い

香港の住宅は「暖房設備がない」ことが多いです。理由は単純で、夏が長く冬が短い気候のため、エアコン(冷房)はあっても暖房は設計に含まれていないことがほとんどです。

ただし近年は暖房機能付きエアコンが普及してきており、新築物件では設置されていることもあります。冬の対策はヒーター・電気毛布・衣類で対応するのが現実的です。

黄砂・大気汚染

春を中心に中国大陸からの黄砂・PM2.5が香港に流れ込むことがあります。香港環境保護署が提供する「空気質量健康指數(AQHI)」を確認する習慣をつけると、外出・運動の判断に役立ちます。

10月・11月:香港のベストシーズン

多くの在住者が「香港で一番いい季節」と口を揃えるのが10〜11月。台風が去り、気温が下がり、空気が澄んでくる。この時期のビクトリアハーバー越しの景色は格別です。香港マラソン(毎年2月)の練習を始める人が多くなるのもこの頃です。

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