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文化・社会構造の分析

香港の公共図書館:無料で使える都市のリビングルーム

香港公共図書館は館内全て無料で、蔵書数・電子書籍・自習スペースも充実している。外国人も使いやすい環境と、香港市民の図書館利用文化を紹介する。

2026-07-22
図書館公共サービス自習文化無料

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夏休みの香港の図書館は、学生が冷房を目的に来ていることが多い。でもせっかく来たから本を読む。結果として勉強が進む。香港の公共図書館は「気づいたら居場所になっていた」という存在だ。

香港公共図書館の規模

香港公共図書館(香港公共圖書館)は全土に70館以上(分館含む)を持つ。中央図書館(香港中央圖書館、銅鑼灣)は地上12階建てで、蔵書数は主要図書館だけで数百万冊規模(推定)。

電子書籍・電子雑誌・データベースへのアクセスも会員カードがあれば自宅からできる。

外国人が会員になるには

香港身分証(HKID)または香港在住を証明する書類があれば、無料で会員登録できる(会員資格・手続き詳細は香港公共図書館ウェブサイトで確認)。

観光客でも館内での閲覧(借り出しなし)は基本的に可能。

中央図書館の使い方

香港中央圖書館(銅鑼灣・天后MTR近く)は最大規模の施設。

  • 中国語・英語の書籍が充実
  • マガジン・新聞コーナー
  • 視聴覚資料(映画・音楽DVDの閲覧)
  • 自習室・グループ討論室(予約制)
  • 子ども向けエリア(児童図書・イベント)

セルフチェックアウト機があり、混んでいるときも比較的スムーズに本を借りられる。

日本語書籍・リソース

中央図書館など一部の大規模館には日本語の書籍コーナーがある。規模は小さいが、日本語の小説・ビジネス書・漫画(中国語版)などを見つけることができる。

オンラインデータベース(OverDrive等)では英語電子書籍が豊富。

図書館のカルチャー

香港の図書館で印象的なのは、利用者の年齢幅の広さだ。放課後に来る中学生、電子書籍を読む会社員、新聞を読む高齢者、グループ討論室で資料を広げている大学生……。

「涼しくて静かで無料の場所」として、香港の公共図書館は経済状況に関係なく誰でも使える都市インフラとして機能している。

夏の利用のすすめ

7〜9月の香港は外出がつらい。午後の一番暑い時間帯(12〜15時)に図書館に逃げ込んで本を読む時間は、香港在住生活の質を上げる小さな選択だ。

中央図書館ならカフェテリアもあり、半日かけてのんびり過ごすことができる。


無料で広くて涼しくて静かな場所が都市の中心部にある。その事実だけで、図書館は素晴らしいインフラだ。香港の図書館は、外国人にとっても「使わない手はない」選択肢だ。

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