Kaigaijin
お金・送金

香港から日本への送金——FPSは対日本送金に使えない・HSBC/Hang Seng/BOCの手数料

香港在住者の日本への送金に特有の情報。FPSが対日本送金に使えない理由、HSBC・Hang Seng・Bank of China HKの手数料、SWIFT送金の実態。

2026-04-12
送金香港HSBCFPSSWIFTHang SengHKD

この記事の日本円換算は、1HKD≒19.5円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(HKD)の金額を基準にしてください。

月1回送金で5年後に49万円の差が出る——Wiseと銀行の比較・試算は海外送金ガイド年間コスト積み上げ試算を参照。この記事では香港固有の手続き・規制を扱う。

FPS(Faster Payment System)は対日本送金に使えない

香港のFPS(転数快)は香港内の銀行間を即時・無料で送金できるインフラだが、対応しているのは香港内の口座間のみだ。日本の銀行口座へはFPS経由で直接送金できない。

香港から日本への送金には、従来型のSWIFT国際電信送金(または国際送金対応のFinTechサービス)を使う必要がある。

香港現地銀行の送金手数料

銀行手数料目安備考
HSBCHKD 200〜250 + 為替マージンHSBC口座間は優遇される場合も
Hang Seng BankHKD 150〜250 + 為替マージンeDasherアプリから送金可
Bank of China HK(中銀香港)HKD 100〜200 + 為替マージン日系企業駐在員の利用が多い

銀行の為替レートには通常1〜2%のマージンが上乗せされている。HKD 10,000(約195,000円)の送金で、手数料と為替マージン合わせた実質コストがHKD 300〜500程度になることがある。

Wiseへの入金はFPX(FPS)が最安

Wiseを使う場合、香港ではFPS経由でWiseに入金するのが最もコストを抑えられる方法だ。HSBBCやHang Sengから「Wise」宛のFPS送金(香港内送金なので無料または極低コスト)を行い、そこから日本の銀行口座に送金する流れになる。

クレジットカード経由でのWise入金は手数料が上がるため、FPS経由が推奨だ。

香港→日本のSWIFT送金の実際

香港の銀行から日本への電信送金はSWIFT経由となる。通常1〜3営業日で着金する。コルレス銀行手数料が差し引かれることがあり、送金額の全額が日本口座に届かない場合がある。受取人側での差額確認を習慣にしておくと良い。

HKD→JPYの直接変換に対応している銀行もあるが、HKD→USD→JPYという2段階変換になる場合もある。Wiseは通貨変換ルートを自動で最適化するため、この問題が緩和される。


→ Wiseで自分の送金額の手数料を試算する(登録不要・無料)

コメント

読み込み中...