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インドネシアの「コス」完全ガイド——月3万円から住める下宿の選び方と注意点

インドネシアの賃貸住居「Kost(コス)」は月3万円台から。部屋探しアプリ・エリア別相場・Wi-Fi付きプレミアムコスの見極め方まで在住者向けに解説。

2026-05-16
Kost賃貸住まい生活費

この記事の日本円換算は、10,000IDR≒95円で計算しています(2026年4月時点)。為替は変動するので、現地通貨(IDR)の金額を基準にしてください。

インドネシアで住居を探すとき、最初に出会う選択肢が「Kost(コス)」だ。日本の下宿やシェアハウスに近い概念で、個室を月単位で借りる。家具付き・光熱費込みのケースが多く、外国人にとって最も手軽な住居形態だ。

ジャカルタのKostの月額相場はIDR 2,000,000〜5,000,000(約1.9万〜4.75万円)が中心。バリ島のチャングーやスミニャックでは、エアコン・Wi-Fi・プール付きの「Premium Kost」がIDR 5,000,000〜10,000,000(約4.75万〜9.5万円)で見つかる。

Kostの種類

Kost Biasa(一般コス): 個室のみ。トイレ・シャワーは共用。洗濯機なし。月IDR 1,000,000〜2,500,000(約9,500〜2.4万円)程度。大学生や新社会人が利用する。

Kost Eksklusif / Premium Kost: エアコン・専用バスルーム・Wi-Fi・ランドリーサービス・駐車場付き。月IDR 3,000,000〜8,000,000(約2.85万〜7.6万円)程度。外国人駐在員や現地の高所得層が利用する。

Kost Putra / Kost Putri: 「Putra(男性用)」と「Putri(女性用)」に分かれているKostが多い。特にジャワ島では男女別が一般的で、異性の訪問が禁止されていることがある。混合(Campur)のKostもあるが少数派だ。

部屋探しの方法

Mamikos: インドネシア最大のKost検索アプリ。エリア・価格帯・設備でフィルタリングできる。写真付きで内覧前に雰囲気がわかる。

OYO Life / RedDoorz: ホテルチェーンが運営する長期滞在用Kost。品質が均一で外国人にとって安心感がある。ただし相場よりやや高め。

口コミ・SNS: ジャカルタの日本人コミュニティやFacebookグループで「Kostを探しています」と投稿すると、日本人が住んでいた部屋の引き継ぎ情報が得られることがある。

契約時の注意点

前払い: Kostの支払いは通常1ヶ月〜3ヶ月分の前払い。デポジット(保証金)は1ヶ月分が相場。

電気代: 部屋の電力がプリペイド式(Token Listrik)の場合、電気代は自己負担。コンビニやアプリでトークンを購入し、メーターに入力する。エアコンを使うと月IDR 300,000〜500,000(約2,850〜4,750円)程度かかる。

Wi-Fi: 「Wi-Fi付き」でも速度が遅い場合がある。動画会議やリモートワークで安定した回線が必要なら、実際の速度を入居前に確認するか、ポケットWi-Fiを別途契約する選択肢がある。

: インドネシアの水道水は飲めない。Kostによってはガロンボトル(19リットル)の飲料水を共用で提供しているが、自分で調達する場合はIDR 5,000〜15,000(約47.5〜142.5円)/本程度。

エリア別の選び方(ジャカルタ)

南ジャカルタ(Kebayoran Baru, Kemang): 日本人駐在員が多い。日本食レストラン・日本人向けクリニックへのアクセスが良い。Kostの相場はやや高め。

中央ジャカルタ(Sudirman, Thamrin): オフィス街に近い。通勤時間を最小化したい人向け。MRT沿線は便利。

東ジャカルタ(Bekasi方面): 家賃が安いが、通勤に1〜2時間かかることがある。

バリ島: デジタルノマド向けのPremium Kostが充実。チャングー・ウブド・スミニャックが人気エリア。ただしKITAS(就労ビザ)なしでの長期滞在には注意が必要。

Kostはインドネシア生活の入り口として最適だ。まずKostに入り、土地勘ができたらアパートメントへの移行を検討する。最初の住居選びに時間をかけすぎないことが、インドネシア生活を早く軌道に乗せるコツだ。

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