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文化・生活習慣

ディワリ(光の祭り)——インド最大の祭りと在住外国人が体験すること

インド最大の祭り・ディワリ(光の祭り)の意味・時期・祝い方と、在住外国人が実際に体験すること——爆竹・職場の雰囲気・贈り物文化を解説します。

2026-04-08
インドディワリ祭り文化ヒンドゥー教

10月末から11月にかけてのある夜、インドの街はろうそくとランプ(ディヤ)で光に包まれる。あちこちから爆竹の音が響き、家々の窓に光のデコレーションが輝く——ディワリ(Diwali)が来た合図だ。インドで最も大切にされる祭りは、外国人在住者の心にも確実に残る体験になる。

ディワリとは

ヒンドゥー教・ジャイナ教・シク教など複数の宗教にとって意味を持つ「光の祭り」だ。ヒンドゥー教ではラーマ王の帰還、ジャイナ教ではマハーヴィーラの悟り、シク教ではグル・ハルゴービンドの釈放を祝うなど、宗教によって意味は異なるが「悪に対する善の勝利、暗闇に対する光の勝利」が共通のテーマだ。

ヒンドゥー暦で決まるため毎年日付は変わるが、10月下旬〜11月上旬に当たることが多い。祭りは5日間続き、中心日(ラクシュミー・プージャの夜)が最も盛大だ。

在住外国人が体験すること

爆竹・花火の騒音: ディワリの夜は街中で爆竹が鳴り響く。窓を閉めていても音は聞こえ、夜通し続くことがある。小型から大型まで様々な爆竹が使われ、デリーでは大気汚染悪化の観点から規制が強化されているが、完全な禁止には至っていない。

職場での雰囲気: ディワリの前後は職場全体が祝祭モードになる。スイーツ(ミタイ)の箱が配られ、贈り物の交換が行われる。企業によっては社員へのボーナスやギフト(電化製品・洋服生地・甘い菓子詰め合わせ)が配られる。

贈り物文化(ミタイ・ギフト): ビジネス関係者・家主・家政婦・ドライバーへの贈り物が慣習になっている。在住外国人も、関係のある人にスイーツや小さなギフトを渡すと、インドの習慣への理解として非常に喜ばれる。

参加する方法

友人や同僚のご自宅に呼ばれることがあれば、ぜひ行くといい。ラクシュミー女神を家に迎えるためにディヤ(油のランプ)を灯す儀式(プージャ)に立ち会えることがある。

地域によってはランゴリ(床に描く色彩のアート)を作る慣習があり、見るだけでも美しい。

旅行者としてディワリ期間にインドを訪れるのも特別な体験だが、在住者として「また今年もディワリが来た」と思う年が来ると、インドが少し自分の場所になった感覚がある。

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