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モンスーン時の通勤——道路冠水・遅延・長靴が必須の季節

ムンバイ・チェンナイ・コルカタのモンスーン期は道路冠水・交通渋滞・列車遅延が日常化します。在住外国人が実際に使う雨季通勤の対策、必要な装備、モンスーン期に気をつけることを解説します。

2026-04-29
モンスーン通勤雨季交通ムンバイ

この記事の日本円換算は、1INR≒1.8円で計算しています(2026年4月時点)。

7月のムンバイ。出発前にレーダーを見ると「現在豪雨中」の赤い塊が街全体にかかっている。普段20分のルートが1時間になることを覚悟して家を出る——これがモンスーン通勤の現実だ。

都市別のモンスーン通勤の難しさ

ムンバイ: 最も冠水が激しく、モンスーン期に道路が「河川」になることが毎年起きる。ヒンダマータ・ダーダル・シオン周辺は特に冠水しやすい。2005年には膝上まで水が来る状態になり数百人が亡くなった。

チェンナイ: 北東モンスーン(10〜12月)が本番。2015年には100年に一度規模の洪水が発生し、国際空港が閉鎖された。排水インフラの整備が遅れている地区が多い。

デリー: モンスーン期(7〜9月)の雨量は少なめだが、ドレナージュ(排水)が不十分なため短時間の豪雨で冠水する。アンダーパス(高架下の低地トンネル)は特に危険。

在住外国人の実際の対策

装備:

  • 長靴(ゴム製レインブーツ)は必須。足首まで水に浸かることが想定される
  • 防水バッグまたはバッグカバー。PCや書類への浸水防止
  • 替えの靴・靴下を職場に置いておく

移動の選択肢:

  • Ola/Uberの自動車は冠水時でも対応しやすい(オートリキシャより車高が高い)
  • 激しい雨が降っているとOla/Uberの料金が2〜3倍のサージング状態になる
  • モンスーン期は定時より30〜60分早めに出発する習慣をつける

情報収集:

  • IMDの雨量レーダーアプリ(Mausam)でリアルタイムの降雨情報を確認
  • 在住外国人WhatsAppグループには「今日は冠水してる」「このルートは通れない」という情報が流れる

モンスーン期の通勤は計画通りにいかない。「インドはいつも予定通りにいかない」という感覚を培う季節でもある。

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