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インドから日本への送金:Wise・銀行送金・規制の現実

インドからの海外送金は規制が複雑で、日本への送金には制限がある。在住者が日本に送金する方法と、RBI規制・LRS(Liberalised Remittance Scheme)の仕組みを解説する。

2026-07-12
送金銀行海外送金

この記事の日本円換算は、1INR≒1.9円で計算しています(2026年5月時点)。為替は変動するので、現地通貨の金額を基準にしてください。

インドからの海外送金が「簡単ではない」ことを知らずに来る在住者は少なくない。

インドの外国為替規制はRBI(インド準備銀行)が管理しており、海外送金には手続き的なハードルがある。

LRS(自由化送金制度)の概要

インドに居住する個人がRBIの「LRS(Liberalised Remittance Scheme)」を通じて海外に送金できる上限は、1会計年度(4月〜翌3月)あたり250,000USD相当だ。この枠内であれば、教育・旅行・投資・家族への送金などの目的で海外送金が可能だ。

ただし2023年以降、海外送金には「TCS(Tax Collected at Source)」が適用されるケースがある。教育・医療以外の送金には一定率の源泉徴収が発生する場合があり、確定申告で還付できるが手続きが必要になる。

送金手段の選択肢

銀行送金(SWIFT): HDFCやICICI等の私立銀行からSWIFT経由で日本の銀行口座に送金できる。手数料は500〜2,000INR程度+為替スプレッドがかかる。

Wise(TransferWise): インドから日本への送金にWiseが使えるが、インドの規制上すべての場面で使えるわけではない。設定された条件内での送金になる。

海外勤務者の給与: 日本の会社が一部をインドで支払い、残りを日本の口座に振り込む形をとっている駐在員も多い。この場合、インドから日本への個人送金の必要性が低くなる。

外国人(非インド人)の送金

外国人がインド滞在中に得た収入(現地給与)を日本に送金する場合、FEMA(外国為替管理法)の規定に従った手続きが必要だ。在住する会社のファイナンス部門または専門家(CA:公認会計士)に確認することが現実的だ。

送金は「やってみてわかる」よりも「事前に確認する」方が確実にトラブルを防げる。インドに来る前または着任直後に、送金ルートを確認しておくことを強く勧める。

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