文化・スポーツ
インドのクリケット熱:IPLシーズン中の職場と在住者の過ごし方
IPL(インディアン・プレミアリーグ)のシーズンはインドの職場・飲食・交通を変える。クリケットをほぼ知らない在住外国人が職場で「クリケットの話題」にどう対応するかを解説する。
2026-07-30
クリケットIPL職場文化
この記事の日本円換算は、1INR≒1.9円で計算しています(2026年5月時点)。為替は変動するので、現地通貨の金額を基準にしてください。
インドの職場でクリケットの話題を振られたとき「よくわかりません」と答えると、会話が終わることがある。
それほどクリケットはインドの社交のコアにある。
クリケットとインド社会
クリケットはイギリス植民地時代にインドに持ち込まれたが、今ではインド人のアイデンティティの一部だ。インドのクリケット統括団体BCCI(Board of Control for Cricket in India)は世界のクリケット界で最も裕福な組織のひとつとされている(推定)。
インドが国際試合(特にパキスタン戦)を行う日は、事実上の非公式国民休日のような雰囲気になる。
IPL(インディアン・プレミアリーグ)
IPLは毎年3〜5月に行われるT20クリケットリーグで、フランチャイズ制の10チームが競う。2023〜2024年の放映権は2兆円超えとも言われる巨大ビジネスになっている(推定)。
IPL開幕から終了まで、インドのオフィスではスマートフォンで試合を見ながら仕事する光景が珍しくない。夜の試合がある日は、会話のネタがIPLで占められる。
在住者として最低限知っておくこと
- チーム: ムンバイ・インディアンズ・チェンナイ・スーパーキングズ・コルカタ・ナイト・ライダーズが人気チーム
- 基本用語: シックス(6点)・バウンダリー(4点)・ウィケット(アウト)・パワープレイ(試合序盤の特別ルール)
- 国民的スター: ヴィラット・コーリー(元キャプテン)・ロヒット・シャルマ(現キャプテン)の名前を知っているだけでインド人との会話が続く
在住外国人がクリケットを「好きになる」必要はない。ただ、試合の日を知っていて「昨日の試合どうだった?」と聞けるだけで、インド人の同僚との距離が縮まる。
これがインドの職場での最初のコミュニケーション投資だ。
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